│ ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ○…出席を示す │ 4
│大和田 耕 一
│ ○ │ 10 │矢 口
あかね│ ○ │
│ △…欠席を示す ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │草 間 正 視
│ ○ │ 11 │小 原 吉
幸│ ○ │
│ △公…
公務欠席 ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ │ 6 │勝 家
尊│ ○ │ 12 │山 中 伯
行│ ○ │
├──────────┼───┴───┬───┴───┼───┴───┬───┴───┤
│会議録署名議員 │ 8番 │平 林 幹 張│ 9番 │茅 野 靖 昌│
├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤
│職務のため出席した者
│事務局長 │宮 澤 大
介│書記 │武 井 愛 美│
├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤
│法第121条により
説│村長 │平 林 明
人│営農支援セン │中 村 彰│
│ │ │ │ター事務局長 │ │
│明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │副
村長 │平 林 秀
夫│ │ │
│職・氏名 ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │教育長 │須 沢 和
彦│ │ │
│ 全員出席 ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │総務課長 │丸 山
稿│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │税務課長 │山 田
渡│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │経済課長 │高 山 重
典│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │建設水道課長 │太 田 健 一
│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │教育次長 │古 畑 元 大
│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │総務課統括課長│峯 村 佳
明│ │ │
│ │補佐 │
│ │ │
├──────────┼───────┴───────┴───────┴───────┤
│議事日程 │ 別紙のとおり │
├──────────┼───────────────────────────────┤
│会議に付した
事件 │ 別紙のとおり │
├──────────┼───────────────────────────────┤
│会議の経過
│ 別紙のとおり │
└──────────┴───────────────────────────────┘
本日の会議に付した事件
日程第1
一般質問
順位7
村政姿勢 8番 平 林 幹 張
順位8
災害対策について 6番 勝 家 尊
移住定住について
スマホやゲームの利用状況について
午前10時00分 開議
○議長(
平林寛也君) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
△日程第1
一般質問
○議長(
平林寛也君) 本日の
会議日程は、昨日に引き続き
一般質問であります。
日程第1
一般質問を行います。
昨日申し上げましたとおり、
新型コロナウイルス感染拡大防止としまして、本日も、密閉、密集、密接の3密対策として、出入口と窓の開放、全員のマスクの着用、議員の座席間隔の確保、村部局からの
説明者並びに傍聴者数の制限をして行います。
また、このような状況を考慮して、会議時間の短縮を図るため、通常の一問一答方式ではない一括質問で行い、議員の
一般質問の持ち時間を45分間とします。
順次、発言を許します。
順位7番、8番、
平林幹張議員の質問事項、
村政姿勢の質問を許します。
平林議員。
◆8番(
平林幹張君) おはようございます。
昨日に引き続きということで、本日のトップということで、よろしくお願いします。時間も限られておりますので、要点のみということで、よろしくお願いをいたします。
最初に、農業と
観光振興という点から、今まで進められてまいりました
地方創生推進交付金事業「
安曇野地域 農産物/
特産品輸出と
外国人旅行者誘致事業」の関係で、非常に
新型コロナウイルスの影響が大きい中で
最終年度を迎えたわけであります。この関係については、非常に事業としてやりづらい、また、困難なところがあろうかと思います。
そこで、
最終年度の
進捗状況ということで、どのような形の対処をなさっているのかという形でお聞きをしたいと思います。特に、農産物の海外販路の中で様々な報告をいただいてきたわけでありますが、特に酒については、現況、国内外を通じても非常に大きな影響が出ている中で、この辺について海外としてはどうなのかということと、最終目標であります、外国人の
旅行誘致という事業の
最終年度を迎えるにあたって、この
事業自体非常に国難とも言われる、あるいは政策的な形の中ではとても遂行してく部分では難しいと考えられる中で、当然国家の事業でありますので、当然縛り制約はある中でありますが、こうした
異常事態を受けて事業の期限延期、あるいは再編が可能なのかどうなのか、当然国の交付金でありますので制約は受けるわけでありますが、合わせて池田町、
安曇野市と提携を結んでやってきた事業でありますので、この市町村間の調整、そうしたものも必要かと思いますので、その辺も含めてこの事業の現況と今後においての対策、その辺についてお伺いをしたいと思います。
次に、
農業振興の中で特にこうした
異常事態の中でありますけれども、昨年から
営農支援センターを通じて
加工玉ねぎの実態調査を行われているということで承知をしております。この点について、具体的な状況についてお伺いをしたいと思いますが、
調査地安曇野市の豊科、それから新潟県の三条市、10ヘクタール、20ヘクタールという試験圃場でやっておられると思いますが、この関係について実際的に埼玉では、やはり5トン、平均反収が5トンということでお聞きをしておりますが、この調査の中で実際採算分岐が取れる量が確定しているのかどうなのか、やはり、気候ももちろんそうでありますし、地質的な部分の中で、埼玉においては
関東ローム層という非常に肥沃な土地でありますが、果たしてこの地域においてそれが可能なのかどうなのか、ここの松川村で生産が可能なのかどうなのかとお伺いしたいと思います。
まあ、ゴーサインが出るとするならば、
埼玉玉ねぎ供給センターとの技術的な提供であるとか、
生産体系、もちろん品種の選定とか播種とか育苗とか、製品に関して、あるいは定植に関わって、防除、収穫、流通を含めた形の中で、
生産単価、それから、こうした農産物でありますので、当然相場の展開があるかと思います。特に今年においては、非常に野菜が高騰したような中で、そうした部分の
全量買上げが可能なのかどうなのか、そんなことをお伺いしたいと思います。
さらに、重要であります、ここの部分については作業受託でやっておりますので、産業機械の関係、特に定植に関わってる
マルチ掛けであるとか、あるいは定植機、収穫機、それから搬送に関しては1トンのコンテナを利用するわけでありますが、これに関するリフトであるとか、あるいは実際の作業機の
オペレーター等、どんなような諸条件で整えられているのかとお聞きをしたいと思います。
3点目は、やはりこの地域において広めていく中では、なかなか、もちろん収穫量にもよりますけれども、推進をしていく中で面積的な確保をしていく、あるいは1つの手だてとして、あるいは提案でありますが、
産地交付金の品目の中に玉ねぎだけでなくして、
加工玉ねぎを追加していただけるかどうか。それから、新品目という形で取り上げとして、例えば今10アール当たり3万円の
転作奨励交付金でありますが、この値段を例えば5,000円を上げて3年間ぐらいは様子を見るかというようなものが可能なのかどうなのか。私としては、やはりいろんな意味において、後ほど申し上げますが、酒米については松川村の特産でありますけれども、なかなか需要と供給のバランスの中で、来年においては非常に作付けが難しいということもお聞きをしておる中で、この
事業自体が非常にタイムリーな形で麦、
大豆生産組合をはじめとした、いわゆる労働配分含めた中で、決着していくという形が非常に大事かなという形では考えておりますので、ぜひその辺も含めてお聞きをしたいと思います。
3点目でありますが、
災害対策についてお伺いをしたいと思います。
先日来の豪雨の関係で、同僚議員からの質問もありましたんで避けますが、具体的には平成30年に実施された全国一斉132
項目点検による「防災・減災、
国土強靭化のための3か年
緊急対策」の成果という形で、河床の整備が行われた様々な効果があったかと思いますが、一つ先日来もでておりますが、災害で浸食される箇所については同じ場所であるということで、瀬の変更であるとかそういったことがさらに望めるのか、そして、今、未着工の箇所もあるかと思いますので、その辺についてお伺いをしたいと思います。
それから、災害に関連してでありますが、
災害協定の関係についてお伺いをしたいと思います。
災害協定の関係、当時私も自治体とかあるいは民間の業者とかそういった部分についてはお聞きをしてまいりましたけれども、行政と行政が結ぶ協定の中身については、先日の村長の御挨拶の中にあって、若干、お知らせをいただいたので見ましたけど、包括的な部分であって、中身の費用負担であるとか、もちろん災害規模にもよりますが、その辺についてお伺いをしたいと思います。
それから、併せて大北館内において、
地域防災計画の中にそれぞれ
大北地域の関係も当然あるかと思いますが、今までお聞きした部分については、食料的な部分の確保だとか医療的な部分の確保だとか、そんなところでお聞きをしていますが、この
大北地域においては、どのようになっているのか、その辺をお聞きをしたいと思います。当然、災害時でも、こうした協定下、様々な対策が取られているのは非常にありがたい話しでありますので、その辺についてお伺いをしたいと思います。
大きな3つ目という形で、コロナの影響によっての財政関連ということで、非常に先が見えない、そんな状況にあります。報道によりますと、経済が復興してくるのは2024年。4年はこの状況が続くんだろうというような形で、報道もされております。そんな中で、直接打撃を受けています飲食業だとか製造業とか商工業者の皆さん、さらに観光等については、直接打撃が非常に大きいということでお聞きをしておりますが、松川村においては、特に基盤産業である農業分野においては、なかなか弊害が見えてきておりません。分野ごとには、蔬菜とか園芸品目においては、日々の部分で相場の安定と、市場の動向によって大きく様変わりをしておりますし、果樹とかについては現在のところ大きな影響はないと聞いておりますが、
農産関わりでは、やはり米のだぶつきについては6月末の在庫量を見ますと、非常に心配であるという形がありますし、これが直接コロナの影響ではないとは思いますけれども、そんなことがあります。
さらに、
異常天候があって、先ほど申し上げた酒米については非常に売れていないということの中で、来年の作付については減らしてほしいというような形も出ている中で、非常に先が見えてこない。
異常天候でいろんな意味のダブルパンチを受けておりますので、明らかに農家所得が減少するんだろうという形があります。そして間違いなく社会の構造的な不況、これは否めないところでありますので、
給与所得者、事業者にとっては大きな減収になってくるんだろうと行くんだろうという形であります。
そこで、村が考える、調査する減収予測がどの程度のものなのかとお聞きをしたいと思いますし、議会としても税収確保については、明日の中で意見書を提出をしていくということでありますが、地方税、税収としては厳しい中でぜひ確保していただきたいと、議会としてはそんな陳情をしていくとこでありますけれども、いわゆる税収減の対策を含めて来年度事業をしていく中で、どのような対処方針を考えておられるのかということでお聞きをしたいと思います。
最後に、先日取得をされましたトンボ玉の取得物件についてお聞きをします。
やはり、
コロナ禍の影響でなかなかあそこの売却という形が非常に困難を極めることであるとは重々承知をしておりますけれども、併せて今、
土地利用整備計画見直しの中で、あの辺については、前にも村長が言われてましたけれども、
観光ゾーン、それから
環境ゾーンという形の中で、見直しをかけるという形を併せてあそこの売却という形を考えておられるかと思いますが、その辺についての
進捗状況と若干問合せ等があったのか、なかったのか、その辺についてお伺いをしたいと思いますし、これについては、私もいろんな形があるわけですけど、村の方々からも「村を少し広くして、何を作るんだい」と聞かれます。その都度、緊急性の話を、説明をし、理解をしていただいてるところでありますが、やはりこれをある程度村の皆さんにお伝えをする必要があるんではないのかなと、また、その利活用については村の考え方はこうなんだとお示しをすることが少し必要ではないかなと思っております。その辺についてお伺いをしたいと思います。
○議長(
平林寛也君) 質問が終わりました。
答弁を求めます。
経済課長。
◎
経済課長(高山重典君) では、まず最初に、
地方創生推進交付金の
最終年度の状況について、御説明をさせていただきます。
最終年計画しております主な事業としまして、ラオスへの輸出、3市町村の
共同事業、
シンガポールへの輸出、この3本が主なものになります。
まず最初に、ラオスの状況ですが、昨年度よりスタートしてラオスへの農産物の輸出が始まっております。3月以降、
新型コロナの影響で
ラオス国内での日本酒の消費が進まず、
輸出代理店で日本酒の宣伝、調査も実施しましたが、やはりこの時期販売の促進は非常に厳しく、
ラオス経済が元通りになることを現在待っているような状況であります。また、日本酒以外の農産物につきましても、毎月1回程度、現地の方とリモートの
テレビ会議を通じて商談を進めております。ただ、やはりこのような状況ですので、商流といったところまでは至ってはおりません。
人手の行き来が困難な状況でございますので、直接の交渉ができず残念なところではありますが、物流については現在も可能なものもありますので、その方法の模索や商談を現在進めて行きたいと考えております。
続きまして、3市町村の
共同事業になりますが、今年度は計画しておりましたものが県の観光機構と連携した、
ニューヨークジャパンデー5月10日
日本酒フェアへの参加が、
新型コロナの影響によりましてイベントの実施自体が延期されておりまして、現在開催される見通しは立っておりません。
ニューヨークでの本年度中の実施は絶望的であるとみて、現在、他の輸出先、商談先を検討している状況となっております。
続きまして、
シンガポールへの輸出でありますが、平成30年度よりスタートしております。これまでに3.5トンを輸出した
シンガポールへのリンゴの輸出ですが、今年も例年通りの輸出を予定はしております。ただ、
新型コロナの影響によりまして現地からの注文があるかどうかというところが、現在ちょっと見通しが不明といった状況でございます。そんな内容が、
最終年度の現在の状況となっております。
続きまして、
外国人旅行客の
誘致事業についてですが、本年度はグーグルマップ上の
スポット情報を編集する、グーグルマイビジネスの
基盤整備事業を現在進めております。
村内の公共施設、観光施設や
観光スポット、飲食店などの個店を対象として
管理者権限のある
スポット情報を整備しまして、名称の英語表記、そういったものやグーグルの自動翻訳による多言語化を念頭に置いた内容編集を行っております。
インバウンドにも対応した観光の情報環境の整備を、現在進めているといった状況になっております。
続きまして、事業の延期、再編についてですが、国の見解では、繰越と各自治体の状況、理由により、できるものと、一般的には、なっております。ただ、実施可能なものから順次進めまして、事業の
進捗状況によりまして国等の対応を待って、3市町村で競技して、今後対応していきたいと考えておりますので、お願いいたします。
○議長(
平林寛也君)
営農支援センター事務局長。
◎
営農支援センター事務局長(中村彰君) それでは、次の
農業振興方策、
加工玉ねぎの
実態調査等についてでございます。
その1番としまして、松川村で生産可能かといったところでございます。
生産量につきましては、この
大北地域でございます。大町市の社地区、また池田町においては3トンから4トン、また、お隣の
安曇野市では4トンから5トン程度見込めるといったところでございますので、同地域である松川村におきましても、生産量はこれからのことでございますので、生産は可能だと考えております。
続いて、
埼玉玉ねぎ生産供給センターとの
技術指導の関係でございます。
まず、
技術指導については、松川村と埼玉に申し上げましたけども、気候など土壌等も違うため、県の栽培指針に基づいて、JA大北のほうから指導いただく形になると。
また、品種などにつきましては、この地域に合ったもの、貯蔵の効くもの、そういったものを選定しまして、播種、育苗、防除はJAの指導。また、機械作業ですけども、マルチ、定植機はJAからの貸出し。収穫につきましては、
埼玉玉ねぎ生産供給センターから、それぞれ用途に対応した機械の貸出しがあるということでございます。また、必要に応じて操作方法を教えていただけるとのことでございます。
また、
生産単価等ということでございます。やはり、地元販売が一番コスト構造安価でございますので、それが一番望ましいということでございますけども、販売先がない、そういった場合には全量買い取るといったこともあるということを伺っております。
それと、運送についてでございますが、こちらにつきましては
地元運送会社への委託。そのほかは、
埼玉玉ねぎ生産供給センターへの保管の場合、そういったことになりましたら入出庫料、選果料、
鉄コンテナ使用、また、乾燥等、そういったものには料金が必要となってくるということでございます。
いずれにしましても、
生産供給センターを利用するということであれば、圃場また生産者、品質などの確認したうえで、契約、登録になると思いますが、行ったうえで、契約を基に実施いただくということになろうと思います。
続いて、
産地交付金の品目追加と単価等でございます。
現在、
地域振興作物として玉ねぎが対象作物となっておりますけども、村としましては本年度試験的に取り組む農家さんがいらっしゃいます。その経過を見る中で、新規品目として追加するかというものを村全体を踏まえて検討してまいりたいといったところでございます。
以上、
農業振興方策でございます。
○議長(
平林寛也君)
建設水道課長。
◎
建設水道課長(太田健一君) それでは、
災害対策についてでございます。
まず、豪雨による災害の関係になりますけども、3か年
緊急経済対策でございます。こちら、県が現在行っておりますが、令和2年度が
最終年度になります。
それから、3か年
緊急経済対策、この事業がスタートした経過には、全国一斉132
項目点検による市町村が行いました、パトロール、陳情、要望等の項目も採択の条件にありましたので、その効果であると考えております。まだ、未完成箇所もありますので、本事業の継続を要望しております。
それから、瀬を変える工事の要望でございますけども、本年度の高瀬川の
緊急対策事業では、
河川中央部を掘削して瀬を変える工事が予定されております。内容といたしましては、
高瀬大橋付近から高瀬橋までの間で、樹木の除去工が総面積約20ヘクタール、
河床整理工で掘削と掘削土の盛り建てを含む体積は、13万3,500立方メートル。
河川中央部の掘削は幅60メートル、長さ1.7キロ、深さ90センチ以上ということで、こちらが瀬を変える工事になります。
それから、乳川の関係は、県単
河川維持事業、
緊急浚渫推進事業債を活用するということでありますが、本年度から5年間実施の予定というふうにお聞きしております。
大町建は、現在檀行橋から大和田大門橋にかけまして河川測量を実施しておりますので、年内には河床整理や樹木伐採の計画が設定されるというふうに聞いております。
それから、ほかの中房川と芦間川につきましては、現在主だってやってるところがございませんので、引き続き河床整理や樹木伐採、瀬を変える工事を含めまして要望をしてまいります。
以上でございます。
○議長(
平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(峯村佳明君) 私のほうから、
安曇野市との協定の内容についてお答えいたします。
7月31日に
安曇野市と締結しました災害時等相互応援協定につきましては、災害時または災害の発生が予想される場合に、
災害対策基本法に基づきまして住民等の生命、身体及び財産を保護し、災害等から早期復旧を図ることを目的に、相互の応援体制を定めたものとなっております。
具体的な応援活動につきましては、避難者を受け入れるための施設等の提供に加えまして、食料や飲料水を含む生活必需物資、被災者の救護、救助活動に必要な資機材、車両等の提供、応援職員の派遣など、包括的な内容となってございます。職員派遣以外の応援経費につきましては、原則としまして被災地要請側の負担ということになってございます。また、避難所の関係ですが、避難所の運営につきましては原則要請側で行うという内容になっておりますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、大北管内での災害応援協定についての御質問でありますが、大北管内の災害時の応援体制につきましては、県内全市町村が協定しております、長野県市町村災害時相互応援協定書により、応援活動を定めているというのが現状でございます。この協定では県内市町村を10ブロックに分けまして、それぞれ代表市町村を定める中で、各ブロック内、またはブロック間で相互応援をする内容となっております。
松川村が所属します大北ブロックにつきましては、北アルプス県域の全市町村が所属しているという状況でありまして、代表は大町市ということになってございます。また、ブロック間の相互応援につきましては、北信ブロックが相手先となりますので、よろしくお願いいたします。
私のほうからは、以上になります。
○議長(
平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(山田渡君) それでは、続きまして財政関連です。
税収減の予測についてお答え申し上げます。
現時点におきまして、
新型コロナウイルス感染症の影響等によりまして、減収傾向にある中で、税収を予測するのは大変難しい状況でございます。今後でございますけれども、例年村税の収納実績、または社会情勢、経済情勢等から税収予測に、いつもやっているものに合わせまして、こういった
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして申請を受けました、減免ですとか、徴収猶予、そういう額を加味しまして、これからの情勢を見ながら予算編成時までには税収見込みを立てていくことになります。以上でございます。
○議長(
平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(丸山稿君) 次に、税減収の対処方針ということで、財政面のほうの予算編成の関係でお話をさせていただきます。
従来から、歳入に見合った歳出とすることを財政運営の基本方針としております。11月から始まる予算編成におきましては、はじめに適切な税収見込みを立てることが大変重要だと考えております。
令和3年度は税収予測が難しい状況ではありますが、法人住民税、個人住民税をともに、現在の課税状況を分析し、所得区分ごとに
新型コロナウイルスの影響を計るなど、経済情勢を反映した税収見込みに基づきまして、予算編成に当たっていく考え方でございます。
なお、村民税が減少した場合ですが、その減少額に応じまして75%相当分が普通交付税が増加することにより賄われることとなっております。
また、事業実施におきましては、補助金などの特定財源を有効活用することで対応していきたいという考え方に基づいて、やっていきたいと思っております。
以上になります。
○議長(
平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) それでは、私の思っていることをちょっと話をさせていただきます。
まず、一番先に出ておりました産業振興の関係で、ラオスの関係ですけれども、御存じのように、今、どこへも行けない状況であります。トップセールスをしたいという考え方でずっと読みましたけれども、行けるようになりましたら、トップセールスに行きたいという考え方であります。
それから、玉ねぎの関係ですけれども、まだ御存じのように議員が作っているのがほとんどだというふうに、私は思っておりますので、ここであんまり3万を3万5,000にしたらどうかとかっていうようになりますと、我田引水と取られる可能性がありますので、これは支援センターのほうの会員の中で検討していただくようにしたいというように思います。
それから、財政の関係でありますけれども、多分、来年は厳しいと思います。ですが村民の皆様に悪影響がないように、私は3年度の予算の中で考えてまいりたいということを思っております。
最後のトンボ玉の関係でありますけれども、現在のところ7軒ほどありましたが、全て私は合わないという中で、お断りをしました。けれども、1つだけ乗りたいのがあったんです。一番先に話をしました。これについては、コロナの状況の中で、ちょっと今出れないという状況になりましたので、残念でありますけれども、今、もう1回職員にあたりを付けてもらって、というか、話をさせてもらう機会を取ってもらうように頼みをしております。ですので、今の状況の中で村民の皆様にお話をすることはありませんので、先に議会の皆様にお話をしてから、村民の皆様に話ができるようになりましたら、話をしていきたいという考え方であります。
以上です。
○議長(
平林寛也君) 答弁が終了しました。
平林幹張議員、再質問はありませんか。
◆8番(
平林幹張君) ございません。
○議長(
平林寛也君) これで、
村政姿勢の質問を終わります。
以上で、8番、
平林幹張議員の質問を終わります。
続いて、順位8番、6番、勝家 尊議員の質問事項、
災害対策についての質問を許します。勝家議員。
◆6番(勝家尊君) 大勢の質問にお答えをいただきまして、大変お疲れさまでございました。
私が一番最後でございますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。
また、昨日来、質問が重なっておるとこがありますけれども、どうかお許しをいただきたいと思っております。
最初に、
災害対策についてお伺いをいたしますが、避難場所での対応についてお伺いをいたします。
甚大な被害を受けた千曲川の氾濫、水害から早くも1年がたとうとしておりますけども、今年は特に九州地方で大雨による河川の災害などが相次いでおります。大変な被害を受けておるところでございます。
近年の災害は、かつて経験したことのない規模だとか、千年に一度だとか、そんな言葉が使われておりますけれども、規模が大型化しておりまして、実際にそのとおりの規模で日本列島を襲っております。それに加え、今年は予期もせぬ
新型コロナウイルスの蔓延であります。台風もシーズンです。こんな時に大規模災害が発生したらどうなるんだろうと考えれば、身もすくむ思いであります。
避難対策と対処につきましては、先の定例会通りに代表質問でお答えをいただいたとおりでありますけれども、避難場所での備えについてお伺いをいたします。
近年、段ボールでできたつい立て──間仕切りですね、ベッドやらあるのを報道で見かけることが多くなりました。段ボールでしたら軽いし、保存性もいいしと、いいものかなと常に感じておるところでございますけれども、病原菌の飛散を防ぎ、プライバシーの保護のため、特に妊産婦さんや女性の方、また乳幼児の方には必要かと思われます段ボール制のつい立て、間仕切りが大事だと思います。また、体に障害を持つ方、老人には特に有効かと思いますけれども、段ボール制のベッドなども必要ではないかとこんなふうに思うところでございますが、これら現在保有をしておりますか。なければ、導入をお願いするものでありますけれども、お考えをお伺いしたいと思います。
続きまして、高瀬川の流域の治水についてお伺いをいたします。
このほど、国土交通省と東京電力は大町ダム等再編事業に着手をし、ダムの洪水調整機能を向上させ、下流域の浸水被害等の軽減を図るとしました。事業内容は、先に私ども視察をしましたり、実際に不動沢から流れます土砂の状況を見たり、うちの議長が理事になっておりますので報告もうけておりますけれども、
国土強靭化の一環でしょうか、社会資本整備市民会からゴーサインが出たところでございます。
今後の計画をお伺いをいたします。
本年度は実施計画に入るとは聞いておりますけれども、事業完了までのスケジュールが分かりましたらお願いをしたいと思います。早期の実現を望むものであります。
令和元年、昨年度東日本大型台風の豪雨被害のときには、下流域の犀川、千曲川、信濃川の洪水被害の軽減には、このことは特に有効かと思うんですけども、私ども上流部高瀬川への影響は、果たしてあるのでしょうか。7月の初めの雨でも、高瀬川マレットゴルフ場のコースが、一部が流出するという被害が起きました。池田側でも同じでございますけども。
大町ダムと洪水調整機能が機能いたしましても、施設の流失だとか、堤防の決壊は、相変わらず心配なところであります。お答えがダブるかと思いますけども、高瀬川の今後の治水対策をお伺いをいたします。
以上、
災害対策であります。
○議長(
平林寛也君) 質問が終わりました。答弁を求めます。
総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(峯村佳明君) 私のほうから、最初にありました
災害対策につきましての避難場所の対応について、避難所での間仕切りや段ボールベッドの必要性、保有状況についてお答えをさせていただきます。
先月末に作成しました、避難所における
新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインにつきましては、避難所での受付時に検温、健康状態をチェックしまして、健康状態に応じたそれぞれの滞在スペースへ避難者を振り分けさせていただくという内容となってございます。濃厚接触者や発熱などの症状のある方は、それぞれ別の専用スペースを御案内しまして、妊産婦や高齢者など要配慮者については、専用スペースか健康状態のよい方と同じ集合スペース、希望により選択していただきまして、それぞれのところに御案内をするという内容となってございます。
また、それぞれのスペースに応じて感染防止策をとる必要がございますが、間仕切りについてはどのスペースにおいても有効となりますことから、長尺の段ボール間仕切り、高さが1.5メートルくらいの、幅が110メートルという長いものですが、それや、組み立て式の間仕切り6セットを調達しておるところでございます。
また、以前に購入しましたテント、こちら136張りございますが、そちらの利用についても感染防止策として有効であることから、間仕切りと併せて活用してまいりたいというふうに考えております。
段ボールベッドにつきましては、特に濃厚接触者や発熱などの症状のある方の専用スペース、また、要配慮者の専用スペースで必要となることを想定しまして、今回15台を調達させていただいたところでございます。
これらの物品につきましては、感染症の影響から、今、需要が高くなってるようなことでありまして、調達に期間を要するということと、あと、価格も上昇しているというのが現状であります。今月の避難所設営訓練の結果なども踏まえて、必要数をできる限り確保できるよう、今後も努めてまいりたいと思っていますのでよろしくお願いします。以上となります。
○議長(
平林寛也君)
建設水道課長。
◎
建設水道課長(太田健一君) それでは、大町ダム再編事業のスケジュールについて、御説明をさせていただきます。
千曲川河川事務所の説明によりますと、本年度は高瀬ダム土砂搬出用施設等の詳細設計と、籠川土砂仮置き場の設計を行うということでございまして、全体的な事業の完成は2029年でございます。
ちなみに、事業費は約360億円というふうにきいております。
それから、高瀬川の今後の治水対策でございますけども、現在、県が行っております3か年
緊急対策事業によりまして、本年度まで河川内に繁茂した樹木の伐採や、部分的に堆積した土砂を、水衝部等へ移動する工事が進められてきております。全てが完了してるわけではございませんので、本事業の継続を国権に要望しております。
それから、3か年
緊急経済対策でございますが、降雨量の超過確率年を100年、2日で246ミリ、高水流量は1,250トン毎秒、これに対応しております維持管理事業でございまして、昨年公表されました洪水ハザードマップ降水量は、2日で741ミリでございますが、こちらに対応した高水流量ではございませんので、こちらに対応する河川整備を検討するよう国県に要望してまいります。
以上でございます。
○議長(
平林寛也君) 答弁が終わりました。
勝家議員、再質問はありませんか。勝家議員。
◆6番(勝家尊君) あの、再質問ございませんけども、備品既に用意されているということで安心をいたしましたが、規模によっても数が違うと思いますので、また順次検討をお願いをしたいと思うところでございます。
続きまして、移住促進についてお願いしたいと思います。いいですか。
○議長(
平林寛也君) 続きまして、質問事項、移住定住についての質問を許します。勝家議員。
◆6番(勝家尊君) 移住促進についてお伺いをいたします。
新型コロナウイルスの感染拡大で、地方への移住の関心が高まっております。今こそ、噂の田舎へ案内係の頑張りどころではないかとこんなふうに思うところでございます。
噂の田舎へ案内と。本当にいい名前だと思っております。今までは、1万人復活特命係ということで、何やら軍隊のような感じをいたしましたけれども、今度の名前、私も気に入っております。
6月の末、ふるさと納税の仲介制度を運営する会社が、地方暮らしに関するアンケート調査の結果を発表いたしました。地方暮らしに関心がある人で、
新型コロナウイルスの感染拡大で移住への関心が高まったと回答した人が、46%に上ったということであります。
このうち、具体的な移住希望先が長野県が15.4%、北海道が15.7%と僅差で2位であったということであります。選んだ理由は、旅行などで訪れたことがあった、自然が豊かであるということでありました。ライフスタイルとしましては、地方のみで暮らすという方が31%、都市部と地方の両方に生活拠点を持つ2地域居住が42%、休暇を兼ねて地方で仕事をするワーケーションが24%ということだったそうであります。
一方、求人情報サイトを運営する会社、ディップ社というんだそうですけども、調査を行いまして、首都圏に住む非正規労働者の6割が地方移住に興味を持っているということが分かったと言います。昨年の同様の調査から10ポイント増加をしたと言っております。同社では、1,057人の回答を集計しまして、地方移住に大いに関心がある、どちらかというと興味があると合わせると59%が興味を示したと言っております。理由を尋ねますと、自然の多い環境で暮らしたいが61%と最も多く、興味のある人の73%が、具体的な移住候補地をイメージできていないとこんなふうに言っているそうでございます。
ディップ社の同社の担当者は、漠然と不安を抱える人が多い。オンラインなどを活用しながら、まずは地域を知ってもらう機会を増やすことが大切であると、こんなふうに話しております。
また、最近、総務省の発表では、7月の人口移動報告で、東京圏から他の道府県に転出した人が、転入を1,459人上回り、2013年以来初めて転出超過となったとこんなふうに発表をしております。
今度の
新型コロナウイルスの感染拡大で、家で仕事をするテレワークが、企業でも、また一般でも定着したのではないでしょうか。今こそ、噂の田舎へ案内係の頑張りどころではないでしょうか。作戦をお伺いをいたします。
また関連すると思いますので、土地利用調整基本計画について、お伺いをいたしたいと思います。
農業関係の懇談会の折にもよく聞く話でありますけども、松川村で農業を起業したいとそういう人がいるんだそうです。しかし、農地はあっても住むところがないと。できれば、農地の近くに住みたいんだと。緑町のようなと言っては失礼ですけども、生活居住ゾーンからは通いたくないと。そんな話も聞くところであります。こんな事例も含めまして、今年度見直しをする計画の土地利用調整基本計画の
進捗状況をお尋ねをいたします。
以上、移住定住の質問であります。
○議長(
平林寛也君) 質問が終わりました。
答弁を求めます。総務課長。
◎総務課長(丸山稿君) まず最初に、今、噂の田舎へ案内係の頑張りどころではないか、作戦ということであります。
御質問されたとおり、
コロナ禍により地方の移住の関心が高まっていることは感じているところでございます。
また、テレワーク勤務や可能な職種の方で移住相談される方も増えているのが現状であります。現在におきましては、
コロナ禍でイベント等の移住相談会のようなものは行ったり来たりということは、ちょっとなかなかできていない状況なんですけども、地道に個別の移住相談を実施したりとか、情報発信を行ったりと、松川村の魅力発信を現在行っているところでございます。
噂の田舎へ案内係では、これまでと同様に移住定住促進に取り組んでいくとともに、魅力ある噂の田舎というものをPRをしていきたいということで一生懸命頑張っておりますので、そんなところでお願いしたいと思います。
これから、具体的なものになるわけですけども、移住相談や広報活動は、今までどおり実施をしているところであります。先ほどありました土地利用基本計画の見直しの中には、移住定住補助金の活用促進、空き家などの宅地の住宅確保に向けて受け皿の整備のほうも調整していきたいと研究をしているところでございます。
また、コロナの状況が早く改善するっていうことは、なかなか非常に難しい状況ではありますが、そういったときには、積極的にまた都会のほうへ出ていってPRをするというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、今年度見直しの土地利用計画の現状でございます。
進捗状況ということで、本年度に見直しする計画ではありましたが、このコロナというものによりまして、地元の説明会等が現在も行えない状況から、見直し時期を来年まで延長することとしております。
現在におきましては、役場内の各担当による横断チームというものを設置して、見直しに向けた調整、検討を重ねているところでございます。
先ほど言いましたように、いろいろなことを調整して、横と連携を密にして実施をしていきたいという考え方で、今、そういうことをしている状況でありますのでお願いします。
○議長(
平林寛也君) ほかに答弁ないですね。はい。
答弁が終わりました。勝家議員、再質問はありませんか。