• "小学校体育館耐震補強工事"(/)
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  1. 狛江市議会 2008-02-26
    平成20年第1回定例会(第1号) 本文 開催日: 2008-02-26


    取得元: 狛江市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 2008-02-26 平成20年第1回定例会(第1号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 188 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 2 : ◯ 議会運営委員長(栗山 欽行議員) 選択 3 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 4 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 5 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 6 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 7 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 8 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 9 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 10 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 11 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 12 : ◯ 企画財政部長(松原 俊雄君) 選択 13 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 14 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 15 : ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 選択 16 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 17 : ◯ 健康福祉部長(大久保 幸藏君) 選択 18 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 19 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 20 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 21 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 22 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 23 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 24 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 25 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 26 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 27 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 28 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 29 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 30 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 31 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 32 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 33 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 34 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 35 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 36 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 37 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 38 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 39 : ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 選択 40 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 41 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 42 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 43 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 44 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 45 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 46 : ◯ 総務部長(本橋 昇君) 選択 47 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 48 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 49 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 50 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 51 : ◯ 総務部長(本橋 昇君) 選択 52 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 53 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 54 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 55 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 56 : ◯ 総務部長(本橋 昇君) 選択 57 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 58 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 59 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 60 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 61 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 62 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 63 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 64 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 65 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 66 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 67 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 68 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 69 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 70 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 71 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 72 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 73 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 74 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 75 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 76 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 77 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 78 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 79 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 80 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 81 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 82 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 83 : ◯ 19番(道下 勇議員) 選択 84 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 85 : ◯ 企画財政部長(松原 俊雄君) 選択 86 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 87 : ◯ 19番(道下 勇議員) 選択 88 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 89 : ◯ 企画財政部長(松原 俊雄君) 選択 90 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 91 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 92 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 93 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 94 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 95 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 96 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 97 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 98 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 99 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 100 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 101 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 102 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 103 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 104 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 105 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 106 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 107 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 108 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 109 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 110 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 111 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 112 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 113 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 114 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 115 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 116 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 117 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 118 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 119 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 120 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 121 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 122 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 123 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 124 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 125 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 126 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 127 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 128 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 129 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 130 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 131 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 132 : ◯ 7 番(正木 きよし議員) 選択 133 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 134 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 135 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 136 : ◯ 19番(道下 勇議員) 選択 137 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 138 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 139 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 140 : ◯ 19番(道下 勇議員) 選択 141 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 142 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 143 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 144 : ◯ 19番(道下 勇議員) 選択 145 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 146 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 147 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 148 : ◯ 19番(道下 勇議員) 選択 149 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 150 : ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 選択 151 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 152 : ◯ 19番(道下 勇議員) 選択 153 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 154 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 155 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 156 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 157 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 158 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 159 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 160 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 161 : ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 選択 162 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 163 : ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 選択 164 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 165 : ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 選択 166 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 167 : ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 選択 168 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 169 : ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 選択 170 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 171 : ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 選択 172 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 173 : ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 選択 174 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 175 : ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 選択 176 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 177 : ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 選択 178 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 179 : ◯ 市 長(矢野 裕君) 選択 180 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 181 : ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 選択 182 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 183 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 184 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 185 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 186 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 187 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) 選択 188 : ◯ 議 長(高橋 清治議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:     午前 9時00分 開会 ◯ 議 長(高橋 清治議員) ただいまから平成20年狛江市議会第1回定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は,お手元に配付してあるとおりこれにより進めます。  日程第1 会議録の署名議員の指名を行います。  会議録の署名議員は,会議規則第78条の規定により議長において      9番  宮  坂  良  子  議  員     10番  西  村  あつ子   議  員 以上2人を指名いたします。  次に去る2月20日に議会運営委員会が開かれておりますので,委員長からその審査状況について報告を求めます。議会運営委員長。     〔議会運営委員長 栗山欽行議員登壇〕 2: ◯ 議会運営委員長(栗山 欽行議員) それでは御指名によりまして,議会運営委員会報告をいたします。  議会運営委員会は2月20日に開催されておりますので,その結果について報告いたします。  最初に本定例会に提出されている提出議案ですが,平成19年度の補正予算が一般会計2件を含め6件,平成20年度の予算が一般会計を含め8件,新規条例1件・改正11件,規約の改正1件,整理条例1件,特例条例1件の計29件であります。  なお,議案第7号,平成20年度狛江市一般会計予算から議案第14号,平成20年度狛江市受託水道事業特別会計予算までの新年度予算の8件は予算特別委員会,議案第15号,組織改正に伴う関係条例の整理に関する条例から議案第29号,狛江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例までの14件は,お手元に配付してあります議案付託事項表のとおり所管の常任委員会に付託し,会期中の審査を行うこととしております。  追加予定議案としては,狛江市税条例の一部を改正する条例,狛江市都市計画税条例の一部を改正する条例,狛江市国民健康保険税条例の一部を改正する条例,狛江市奨学資金支給条例の一部を改正する条例の計4件が予定されておりますが,これらは地方税法の改正に伴う日切れ法案,また都条例の改正に伴うもので,提出された場合には委員会付託を省略し,最終日の3月27日の本会議即決でお願いする予定であります。  なお,一般会計補正予算2件のほか特別会計補正予算4件と規約の改正1件の計7件は,委員会付託を省略し本会議即決でお願いするものであります。  また,平成20年度狛江市一般会計予算を初め特別会計予算7件を含む計8件については,8人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置して付託するものであります。  次に一般質問についてですが,質問通告については本日と明日の正午までとなっておりまして,質問時間は今回は答弁を含めて1人60分で決定を見ております。  また,質問の順番については,民主党・行革の会,市原議員,吉野議員,明政クラブ,日本共産党狛江市議団,公明党の順番となっておりまして,日数は今回は3日間と決定しております。
     次に本定例会の会期についてですが,各常任委員会の開催,予算特別委員会の開催等総合的に考えまして,本日から3月27日までの31日間を予定しております。  次に会期中の会議ですが,お手元に配付してある会期日程のとおりでありまして,本会議は本日及び3月4日,5日,6日,27日の5日間を予定しております。  内容といたしましては,本日この後会期の決定,所信表明,議長報告,議案第7号から議案第14号までの8件の予算審議及び予算特別委員会への付託,さらには議案第15号から議案第29号までの審議及び委員会への付託と,議案第1号,第4号,第5号,第28号の議決をお願いするものであります。  最終日の3月27日は,予算特別委員長の報告を初めとして各常任委員長の報告,討論・採決,その他残っております即決の議案の審議,さらには議員提出議案の審議等を予定しておりますが,これらについては3月26日に行われます議会運営委員会で決定する予定であります。  次に議員提出議案の取り扱いですが,今回は締め切りが一般質問初日の3月4日までとなっておりますので,よろしくお願いいたします。  このほかの会議でありますが,3月6日には議会運営委員による議員提出議案調整会議を本会議終了後に開催する予定であります。  また各常任委員会でありますが,総務文教常任委員会は3月10日,社会常任委員会は3月11日,建設環境常任委員会は3月12日の午前9時,予算特別委員会は3月14日,17日,18日に開催することにしておりますが,これらの委員会の招集通知は会期日程をもってかえることになっておりますので,あらかじめ御了承いただきたいと思います。  以上,議会運営委員会の結果について報告いたしましたが,議員各位の御協力を賜り,本定例会が円滑に運営されますようお願いいたしまして,報告にかえさせていただきます。 3: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。  次に日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は,ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から3月27日までの31日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 4: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よって会期は本日から3月27日までの31日間と決定されました。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 5: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 次に日程第3 所信表明を行います。市長から発言を求めます。市長。     〔市長 矢野裕君登壇〕 6: ◯ 市 長(矢野 裕君) 平成20年(西暦2008年)狛江市議会第1回定例会に当たり,新年度に向けた施政方針と,平成20年度狛江市一般会計予算の概要等につき説明申し上げます。  狛江市では三位一体の改革による一連の財源不足に対処するため,平成17年度から行財政基盤確立のための緊急行動計画に取り組み,その後平成21年度を終期とする狛江市アクションプランとして行財政改革に邁進してまいりました。「組織のスリム化」「事業のスリム化」「収支均衡型財政への転換」の各計画において,これまで各年度の計画値はほぼ達成し,平成19年度を含めた3カ年度でも目標はおおむね達成と見込んでおります。  計画の現段階での到達状況を申し上げますと,平成22年4月1日時点での467人体制に向けた職員定数の削減では,平成20年4月1日時点の目標497人に対し493人の見込みとなっております。経常収支比率は,平成21年度末におおむね95%との目標に対し,平成18年度決算値は96.2%であり,平成19年度修正版の見込み数値97.2%を1%下回っております。事業債の発行額抑制では,計画どおり毎年度10億円以下に抑え,起債残高をピーク時の254億円より25億円減少させています。人件費比率も,平成18年度決算では30%と目標を既にクリアしており,ここに至るまでの議会の御理解と市民の御協力に深く感謝申し上げる次第です。  このような中で平成20年度予算案を編成しましたが,昨今の原油や原材料価格の高騰は,日本経済や地方財政に深刻な影響を与えると予測される上,歳出において税源移譲による市民税還付金が増大しただけでなく,退職手当組合負担金の負担率や医療制度改革に伴う特別会計への繰り出しが増となるなど,依然厳しさが続いています。さらに,新年度創設の後期高齢者医療制度では,国民健康保険加入者にとって従来の医療分と介護分に加え後期高齢者支援金分も負担することになるだけでなく,後期高齢者にも多大な負担増が強いられます。東京都市長会では低所得者への負担軽減などに努力し,一定の成果を得ましたが,今後とも国民皆保険制度の維持,医療サービスの公平な提供などの視点から,国に対し後期高齢者医療制度などを含め医療・保険制度の抜本的な見直しを求めてまいります。  それでは新年度予算案の概要について,数字は概算となりますが説明申し上げます。  一般会計予算は,214億8,400万円,対前年度比3億2,300万円で1.5%の増となりました。特別会計を含めた予算総額は373億7,500万円,6.0%の減です。  一般会計の歳入では,市税,地方譲与税は前年度とほぼ同様の額ですが,社会情勢を反映し,利子割交付金,配当割交付金は増,地方消費税交付金,自動車取得税交付金は減となりました。地方交付税は10億9,000万円,24.6%の増を見込んでおり,国庫支出金1億7,000万円の増額は,主に市道34号線整備によるものです。基金等からの繰入金は9,000万円,48.8%の減額といたしました。市債6,000万円の増額は,主に住民参加型市場公募債の発行によるものです。  歳出においては,議会費の13.5%減は議員報酬の削減が要因で,総務費2.6%の増は,主に退職手当組合負担金の負担率変更に伴うものです。民生費3.3%の増は,医療制度改革に伴う国民健康保険,老人保健医療,後期高齢者医療の各特別会計に対する繰出金の差し引きによる7,000万円の増が主なものです。衛生費は2.5%の減ですが,基本健康診査の特定健診への移行などが要因です。労働費は3.8%の増,農業費は7.4%の減,商工費は,こまえ元気わくわく事業などにより6.0%の増となっております。土木費8.4%の増は,市道34号線整備事業2億7,000万円が主な増です。消防費は3.6%の減,教育費は小学校体育館耐震補強工事,中学校給食の開始などにより4.0%の増となっております。なお公債費は,新年度が返済のピークを迎える見込みでしたが,平成19年度に繰り上げ償還を行ったため前年度比4.8%の減で,起債残高もピーク時より35億円減少するに至っております。  次に,平成20年度予算案の主な事業並びに新年度に予定している主な取り組みについて説明申し上げます。  平成20年度は緊急行動計画に区切りをつけ,アクションプランの後半に入る時期となります。市民の御理解,職員の努力によって財政調整基金を投入することなく予算編成ができましたが,後期高齢者医療制度や特定健診のスタートなど新たな負担増大の要素があり,引き続き財政基盤の強化に努めなければなりません。その上で創意工夫,市民との協働を強めるとともに,実施計画をローリングしつつ新しい政策の展開,既存事業の拡充に努め,狛江の発展方向を明らかにしていくことに留意いたしました。  これらの内容につき,狛江の町へのかかわり方に沿って5つの柱を軸に説明申し上げます。  まず第1に,「街で暮らそう」を掲げました。住みなれた地域で安心して暮らし続けたいという市民の願いにこたえるために,生活困難な方々への支援,地域との触れ合い,そして災害や犯罪への備えなどに留意しました。  とりわけ定率減税の廃止,医療負担の増大など社会的弱者への経済的しわ寄せが進む中,人間らしい尊厳のある生活を保障しようと障がい者への配慮など各種減免制度を整えてきましたが,従来の基本健康診査にかわって特定健康診査が始まるに当たり,市では選択項目の取り込みに努めるとともに後期高齢者医療制度の健康診査では,東京都後期高齢者医療広域連合が決めた自己負担額500円を無料とする考えです。さらに市民税減免基準を改正し,新年度課税分から適用してまいります。  また,独居高齢者の孤独死をなくすため,電力中央研究所が研究中の「独居高齢者見守りシステム」について一日も早い実用化を要請し,必要な取り組みを推進するため協議・検討を重ねてまいります。高齢者虐待防止のための見守りサポーター制度を始め,虐待防止ネットワーク会議を新たに設置するとともに,支援の必要な市民が安心してサービスを利用できるよう,福祉サービスの総合的支援体制の確立を目指します。中国残留邦人の方々が地域で安心して暮らしていくために,国制度による支援事業を行います。  アンケート調査など関係者の声を聞きながらまとめた障がい福祉計画をもとに,障がい者の相談・就労支援のための人員配置を2名から4名とします。特別支援教育への対応として私立幼稚園巡回相談員を新たに配置するほか,ワークイン野川の施設安全対策への財政支援,点字プリンターなどの提供による視覚障がい者への情報支援強化,ハンディキャブこまえにガソリン代高騰に対する運営支援などきめ細やかな配慮にも心がけました。  安心・安全のまちづくりに貢献している地域防犯パトロールが全市内で実施できるよう,防犯パトロール未実施地区解消活動員を配置し,また防犯診断地区普及員を新規配置するとともに,学校の安全巡回員の配置時間数をふやします。木造老朽住宅が対象だった耐震診断助成をマンションなど非木造住宅にも広げ,公共施設等においても耐震改修促進計画に基づき年次的に耐震化を図ることとし,加えて街頭消火器の更新・増設,児童遊園等の老朽化した遊具の撤去及び新設に向けて予算を増額しております。なお,認知症高齢者グループホームの防火設備整備に対し,助成措置を講じてまいります。  災害時市民の避難所となる学校施設については,平成19年度で全学校施設の耐震診断を終えましたが,新年度は三小の体育館耐震補強工事設計,五小の体育館耐震補強工事,和泉小の校舎耐震補強工事設計及び体育館耐震補強工事を実施する予定です。備蓄倉庫については1基増設するとともに,仮設トイレ等備蓄品の充実も図ってまいります。  さらに,子供たちの命を守るためにAEDの小・中学校全校配備を行うほか,狛江市消防団の災害指令システム改修,消防機器の整備を進めてまいります。市薬剤師会の使用済み注射針回収事業に対する都補助打ち切りに伴い,市が財政補てんをすることといたしました。  次に「街に出よう」を掲げました。高齢社会の進展,団塊の世代の退職開始など,まちづくりにおける高齢世代の存在はさらに大きくなっており,この力を生かすことは活気ある地域づくりにつながります。また,障がいを持った方々が町に出やすい環境整備を通じて,市民に優しいまちづくりを進めます。市民が町に出て,地域における交流・活動を活発に展開することを支援し,町の活性化を図ります。  そのため西河原公園で実施している「うんどう教室」事業を拡大することとし,新しく市内公園に運動遊具を設置いたします。高齢者や障がい者など交通にハンデを持つ方々に配慮しつつだれもが市内を気軽に移動できるよう,従来の福祉バスを11月を目途にコミュニティバスへ転換します。一定の幅員がある歩道を中心に,一時休憩のための設備を企業等の寄附も活用しながら順次配置します。また市民センター並びに野川地域センターのトイレをオストメイト対応とし,上和泉地域センターの女子トイレを改修するなど,市内施設のバリアフリー,利便性向上に努め,高齢者や障がい者の社会参加を促します。  道路の整備では,一中通りの岩戸北七差路部分を改良するため用地測量に入るとともに,根川通り,慈恵病院東側通り,緑野小前通りなど市道の新設改良,維持管理並びに交通安全設備の設置に努めてまいります。  市民プール改修の5月竣工を目指すとともに,平成25年の多摩国体に備えるために,市民総合体育館の計画的な大規模改修にも入ってまいります。また,狛江で初めての総合型地域スポーツクラブの立ち上げに向け準備委員会を設置いたします。  市民文化や地域産業の振興,将来の狛江をつくる次世代の育成を通じて,ふるさととして愛着が持てるような魅力ある町をつくってまいります。そのために新年度も市民協働事業提案制度,市民公益活動団体補助制度を活用しながら,参加と協働を広げていきます。  「音楽の街-狛江」構想推進委員会を軸にモデル的な事業がスタートしましたが,新年度も継続するとともに,狛江駅北口周辺にステージの設置を検討するなど,身近な発表の場づくりも具体化してまいります。また子供たちの音楽活動を推進するため,昨年に続き中学校の楽器整備を行うとともに,小学校にも配慮いたします。ミュージカルなど2つの市長会ブロック事業が年内にエコルマホールで開催されますが,こうした機会を生かしながら「音楽の街-狛江」のイメージを定着させていく考えです。  平成19年度に設置した「絵手紙発祥の地-狛江」実行委員会を中心に,絵手紙発祥の地としてのイメージアップを図ってまいります。ふるさと友好都市川口町,住民交流都市小菅村との交流を発展させるとともに,引き続き「こまえ平和フェスタ2008」を開催いたします。  なお,東京都市長会等の助成事業として2年間取り組んできた自然や農業,科学などの体験,音楽や多摩川との触れ合い,親子読書の推進など,各種子ども感動体験事業を続けるとともに,青少年育成委員会による親子多摩川自然探検事業を実施します。また,平成19年度市民協働事業として選定された「地域ねこの活動」に関しては,「いのちにやさしい街づくり」事業として実施し,「狛江のまち-魅力百選」事業も継続いたします。  こうした市民力を生かし発展させるため,市民活動支援センター設立の検討を引き続き進め,市民活動の拠点づくり,情報の収集と発信,ネットワーク化を推進します。  将来の狛江をつくる次世代の育成に全力を挙げます。妊婦健診は現行2回を5回に,1歳6カ月健診後の子育てグループの回数を年20回から24回にそれぞれふやし,新生児がいる家庭を訪問指導する「こんにちは赤ちゃん事業」もスタートさせます。麻疹・風疹の予防接種対象に中学1年生と高校3年生を加えてまいります。保育施策では,待機児解消に向け保育園での受け入れ定数の弾力化や認証保育所増設に努力するとともに,保育園の施設改修や備品の改善,私立狛江保育園での一時保育実施への支援など,保育水準の向上を目指します。国の制度改正を受け,幼稚園就園奨励費の第2子以降の優遇措置を拡大いたします。放課後対策では,従来のフリープレイ及び遊び場開放事業を放課後子ども教室推進事業に切りかえますが,そのために必要な運営委員会を設置するとともにコーディネーターを配置します。フリープレイ未実施の三小においても新年度中に開設準備を進め,平成21年度中に全校実施をしてまいります。また,岩戸児童センターの小学生クラブ定員拡大を図るため,施設を増築いたします。  昨年の「子ども議会」での要望を受け,スクールセットの補充予算を増額するとともに,二中体育館新築の基本設計,六小の防球ネット並びに放送設備改修,緑野小の陶芸窯設置,二中特別活動室への空調機設置,四中音楽室のいす更新など教育条件を充実させます。不登校対策として学校派遣心理相談員の派遣回数増,小学校での教科担任制の充実並びに少人数授業のための講師派遣回数,国際理解教育推進の日数もふやしてまいります。子供たちの健康を守り正しい食習慣を身につけるため,9月下旬を目途にボックスランチ方式による中学校給食を始めます。その後順次スクールランチ方式に切りかえる予定ですが,まず初めに二中の新体育館基本設計の際ランチルームの併設等を検討いたします。  また,まちづくりと連動させながら産業の活性化を図るため,スイーツコンテストなど「こまえ元気わくわく事業」を立ち上げるとともに,商店街振興プランを改定します。近年注目されている狛江農業の魅力を広げるため,農業振興計画を着実に実施していきます。  狛江市は多摩川や野川の自然に恵まれ,都心と比べれば緑豊かな地域です。1度喪失するとその回復が困難な自然や文化遺産などについて,市民の熱意や知恵を生かしながら,「街を残そう」をテーマに意識的な取り組みを進めます。  「むいから古民家園」は,伝統行事の再現,文化行事,季節行事など多彩な活動を展開しており,毎年約2万人が訪れています。これらの活動を支援するために,解体保存している旧高木家長屋門を新年度から2カ年にわたって復元します。また旧玉翠園際にポケットパークを設け,昔の狛江の写真等の収集,保存,活用等の取り組みを検討します。緊急行動計画によって中断している多摩川花火大会を平成21年度に再開するため,市民参加の準備委員会を立ち上げ,狛江らしい花火大会を目指して準備活動を進めてまいります。  地球温暖化が進む中,東野川三丁目樹林地の購入や五小校庭の一部芝生化などを行うとともに,環境問題への関心を高めるよう,小学生による子ども環境サミットを開催します。  なお,住民参加型市場公募債,通称「緑と歴史の公募債」を5,000万円発行することとし,樹林地の購入と長屋門復元に充てる考えでおります。  5つ目に,多様な市民要望にこたえるためにも財政基盤を安定化させ,市役所組織を活性化させなければなりません。「街を支えよう」をスローガンに,市民のために頑張る市役所づくりを進めます。正規職員467人体制に向けた新たな組織が4月1日から動き出しますが,円滑な移行を図るとともに新組織を意欲と創意工夫をもって生かし,親切・迅速・的確なサービスを提供していくことが求められています。  平成20年度は新たな基本構想・基本計画の策定に入ります。そのための審議会を設置し,市民意識調査の実施など市民動向を把握しながら,これからの狛江の都市像等を示してまいります。また,まちづくり総合プランを公定化するものとして,公共施設再編方針を市民参加の手法を取り入れながら策定するための委員会を設置いたします。  指定管理者制度への移行を引き続き進め,市民総合体育館などのスポーツ施設,エコルマホールを対象に指定管理者選定委員会を設置し,サービス向上など平成21年度からの円滑な移行を目指します。  各種行政サービスの向上や制度改正,市の組織改正等に対応するため「暮らしのガイド」を改定するとともに,狛江駅北口総合案内板の更新も行います。  以上,新年度予算案と新年度の取り組みについて主な点を申し上げましたが,三位一体の改革は,地方分権の名をかりた国の財政負担軽減策にすぎなかったと受けとめています。しかし,市民への説明と対話の積み重ね,庁内の意思統一,事業の全面的な洗い直しなど,これを乗り越えるための3年間は,まさに「ピンチをチャンス」に変えていく過程だったと思います。「音楽の街-狛江」「狛江のまち-魅力百選」「子ども感動体験事業」を初め安全や健康,農業や商業,平和など多くの分野で市民と行政との協働が強められ,困難な財政状況下でも着実にまちづくりを前進させる原動力となりました。理念としての「参加と協働」が,具体的な事業の中に根づいてきたと言えます。市民協働課はこれまで「参加と協働」を牽引するために調整機能だけでなくモデル的な事業も担ってきましたが,この到達点を踏まえ新年度から協働調整という本来の役割に特化することとしました。これは協働を後退させるものではなく,すべての部署がそれぞれの事業を通じて市民協働を前進させる責務を負うこととなり,新たな発展段階に入ったと認識しております。  もちろん狛江の「参加と協働」はまだ成長過程にあり,改善すべき課題も日々生まれていますが,これは行政だけが答えを見出すのではなく,市民との間で試行錯誤し解決すべきものと考えます。そしてこの間の成果を通じ,狛江の市民と職員はそこに挑戦する意欲と力を持っていると感じました。ここに確信を持ち,狛江の発展と住民自治への接近をさらに目指してまいりますので,議員各位の一層の御協力をお願い申し上げ,所信表明といたします。 7: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で日程第3 所信表明を終わります。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 8: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 次に日程第4 議長報告を行います。  議長報告につきましては各議員のお手元に配付してあるとおりですので,御参照のほどお願いいたしまして議長報告といたします。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 9: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 次に日程第5 議案第7号 平成20年度狛江市一般会計予算から日程第12 議案第14号 平成20年度狛江市受託水道事業特別会計予算までの8件を一括議題といたします。  提出者より順次提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 矢野裕君登壇〕 10: ◯ 市 長(矢野 裕君) それでは,順次提案理由を申し上げます。  日程第5 議案第7号 平成20年度狛江市一般会計予算から日程第12 議案第14号 平成20年度狛江市受託水道事業特別会計予算までの8件については,平成20年度の狛江市における各会計の予算です。平成20年度予算の基本的な考え方や諸施策の概要については,所信表明で申し上げたとおりです。  一般会計予算は,総額214億8,400万円,額にして3億2,300万円,対前年度比1.5%の増となります。平成20年度は,「誰もが安心して地域の中で暮らしていけるまちづくり」「子どもたちの健やかな成長の促進」「安全で便利なまちづくり」「魅力あるまちづくり」を柱に実施計画に沿った事業の具体化を目指し予算編成を行ってまいりました。  増額した主な要因としては,市道34号線整備に伴う用地取得費のほか,第五小学校及び和泉小学校の屋内運動場耐震補強工事,中学校給食の実施に向けた整備や運営体制づくりに係る経費などです。  減額した主な要因としては,用地取得が終了したことに伴う調布都市計画道路3・4・4号線整備費の減のほか,市民プール改修工事に係る経費,平成19年度に繰り上げ償還をすることに伴う公債費の減などです。  なお,債務負担行為として,長屋門復元事業に係る経費並びに古民家園,市民ホール及び体育施設における指定管理業務に係る経費等を計上しております。  国民健康保険特別会計予算については,総額80億1,170万8,000円,額にして3億84万1,000円,対前年度比3.9%の増となります。  医療制度改革により老人保健医療制度が廃止され,新たに前期・後期高齢者医療制度が開始されたことに伴う増減はありますが,保険給付費の増や特定健康診査,特定保健指導といった新たな経費が生じることにより,全体として増となっております。  老人保健医療特別会計予算については,総額6億8,580万円,額にして41億3,470万7,000円,対前年度比85.8%の減となります。  老人保健医療制度は3月で廃止されますが,医療給付費等の精算があるため特別会計として残してまいります。  後期高齢者医療特別会計予算については,後期高齢者医療制度が創設されたことに伴い新設する特別会計予算で,総額12億9,908万円となります。  広域連合への負担金及び健診事業や保険料徴収等に係る経費が主なもので,保険料及び一般会計からの繰入金を主な財源としています。  介護保険特別会計予算については,総額36億1,088万4,000円,額にして7,703万6,000円,対前年度比2.2%の増となります。  保険給付費の増が見込まれるほか,特定高齢者に対する生活機能評価の実施や包括支援センターを3カ所とするための地域支援事業費が増額した主な要因となっております。  公共下水道特別会計予算については,総額20億8,648万3,000円,額にして1億3,637万円,対前年度比7.0%の増となります。  伏越改修事業に係る管渠整備費が増額の主な要因となっております。  駐車場事業特別会計予算については,総額6,804万8,000円,額にして239万6,000円,対前年度比3.6%の増となります。  駐車場の管理運営費に係る経費が増額した主な要因となっております。  受託水道事業特別会計予算については,1億2,930万円,額にして3億9,590万円,対前年度比75.4%の減となります。  平成21年度をもって廃止となる東京都水道事業の受託事務のうち,平成19年度をもって終了となる事務等に係る経費が減額となっております。  詳細についてはそれぞれ担当部長から説明させますので,よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 11: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 企画財政部長。 12: ◯ 企画財政部長(松原 俊雄君) それでは平成20年度狛江市一般会計予算につきまして,補足説明をさせていただきます。  予算書の2ページ,3ページは第一表 歳入歳出予算の歳入,4ページ,5ページが歳出であります。予算総額は214億8,400万円であります。詳しくは9ページ以降の事項別明細書で説明させていただきます。  6ページをお願いいたします。  第二表 債務負担行為であります。1の小口事業資金利子補給から6の既存施設福祉環境整備資金融資あっせん利子補給までは,毎年度設定しております利子補給の債務負担行為であります。  7の長屋門復元事業につきましては,平成20年度から平成21年度にかけて復元工事を行うため,平成21年度分の事業費の限度額を2,943万円と設定するものであります。  8の古民家園指定管理業務は,平成21年度から平成23年度までの3年間古民家園の指定管理者を指定するために,限度額を2,574万5,000円と設定するものであります。  9の市民ホール指定管理業務は,平成21年度から平成25年度までの5年間市民ホールの指定管理者を指定するために,限度額を5億円と設定するものであります。  最後に10の体育施設指定管理業務でありますが,市民総合体育館や市民プール,テニスコートなどの体育施設を平成21年度から指定管理者制度に移行するため,平成21年度から平成25年度までの5年間の限度額を4億5,000万円と設定するものであります。  7ページをお願いいたします。  第三表 地方債であります。事業債7件で4億1,380万円と,国の交付税会計財源不足補てん対策による臨時財政対策債6億9,700万円であります。このうち緑地保全事業債3,500万円と長屋門復元事業債1,500万円は,住民参加型市場公募債の発行を予定しております。  次に事項別明細書であります。10ページ,11ページが総括の歳入,歳出であります。総額は対前年度3億2,300万円,1.5%の増となっております。なお,款ごとの対前年度比較はこの表を御参照ください。  次に12ページから30ページまでが歳入の明細であります。  12ページをお願いいたします。
     1款市税につきましては,対前年度844万8,000円,0.1%の増となっております。個人市民税は,住宅取得控除に伴う影響額を5,100万円の減と見込んだ上で184万8,000円の増であります。固定資産税は2,252万4,000円の増,市たばこ税は2,119万9,000円の減となっております。  15ページをお願いいたします。  2款地方譲与税から16ページの7款自動車取得税交付金につきましては,東京都から示された地方財政計画の伸びを勘案した見込み数値を計上しております。  16ページをお願いいたします。  8款地方特例交付金であります。これまでは児童手当特例交付金と特別交付金がありましたが,平成20年度は市民税における住宅取得控除に伴い新たに減収補てん特例交付金が創設されました。個人市民税における減収見込み額5,100万円を減収補てん特例交付金として見込んでおります。地方特例交付金総額では1億2,481万1,000円,330万6,000円の増であります。  17ページをお願いいたします。  9款地方交付税につきましては10億8,500万円でありますが,普通交付税8億3,500万円,特別交付税2億5,000万円を見込んでおります。普通交付税は対前年度2億1,400万円の増となっております。平成19年度においては基準財政収入額の算定において法人市民税に特殊要因がありましたが,平成20年度においては大きな特殊要因はありません。また,新たに地域再生対策費が創設されており,これらを踏まえて見込んだものであります。  10款交通安全対策特別交付金は,対前年度63万9,000円の減で計上しております。  11款分担金及び負担金であります。対前年度44万8,000円,0.2%の増であります。  18ページをお願いいたします。  12款使用料及び手数料につきましては,対前年度3,479万円,7.2%の増でありますが,一般廃棄物等処理手数料2,951万5,000円の増,市民プール再開による市民プール等使用料262万5,000円の増などによるものであります。  20ページをお願いいたします。  13款国庫支出金であります。対前年度1億7,016万5,000円,9.4%の増であります。増減の主なものといたしましては,市道34号線整備に伴う地方道路整備臨時交付金1億4,712万5,000円の増,生活保護費負担金4,742万2,000円の増,健康診査などに対する老人保健事業費負担金2,045万円の減などによるものであります。  1項国庫負担金1目民生費国庫負担金は6,777万9,000円の増でありますが,3節生活保護費負担金の増のほか6節社会福祉費負担金に中国残留邦人生活支援給付費負担金891万4,000円を計上しております。  21ページをお願いいたします。  2項国庫補助金2目土木費国庫補助金2節住宅費補助金,説明欄1,住宅・建築物耐震改修等事業補助金604万円の計上でありますが,庁舎耐震工事実施設計と住宅耐震診断助成に対する補助であります。  3目教育費国庫補助金1節学校教育費補助金,説明欄4,安心・安全な学校づくり交付金は,第五小学校と和泉小学校の屋内運動場耐震補強工事に対するもので,1,000万円を計上しております。  22ページをお願いいたします。  14款都支出金であります。24億7,866万3,000円,対前年度8,937万8,000円,3.5%の減であります。調布都市計画道路3・4・4号線整備の用地取得が終わったことにより,みちづくり・まちづくりパートナー事業委託金が1億3,177万6,000円の減,参議院議員選挙委託金3,262万5,000円の減,市道34号線整備に伴う都市計画道路補助金6,018万7,000円の増,公立学校運動場芝生化事業補助金4,256万円の増などによるものであります。  26ページをお願いいたします。  15款財産収入は,対前年度1,486万5,000円,7.7%の減であります。財産収入の主なものは,市有地売り払い収入と資源ごみ売り払い代金であります。  27ページをお願いいたします。  16款寄附金であります。対前年度240万円,18.5%の減であります。緑のまちづくり協力金1,060万円を計上しております。  次に17款繰入金であります。対前年度9,034万5,000円,48.8%の減であります。緑化基金繰入金が8,910万5,000円でありますが,このうち2,400万円は樹林地購入に充当するものであります。博物館建設基金繰入金555万円は長屋門復元事業に充当するものであります。  28ページをお願いいたします。  18款繰越金につきましては,前年度同様3億円を計上しております。  19款諸収入であります。対前年度574万4,000円,2.5%の減であります。  29ページをお願いいたします。  20款市債であります。第三表 地方債で説明いたしましたが,事業債で4億1,380万円,臨時財政対策債6億9,700万円の計上であります。  最後に30ページ,特別地方消費税交付金でありますが,これまで科目存置のため10万円を計上しておりましたけれども,東京都から対象となる納付事業者が存在しない旨の通知がありましたので,廃款といたしております。  続きまして歳出の説明に移らせていただきます。  前年度との比較増減や新規・拡充事業を中心に説明申し上げます。  32ページをお願いいたします。  1款議会費であります。予算額2億7,218万1,000円,対前年度4,255万8,000円,13.5%の減であります。  説明欄2,議会関係費は1億9,251万7,000円,対前年度3,243万1,000円の減であります。議員報酬15%減額により報酬と期末手当を合わせて2,818万3,000円の減,議員共済給付費負担金につきましては負担率は上がっておりますが,221万8,000円の減となっております。  35ページをお願いいたします。  2款総務費であります。予算額25億3,913万1,000円,対前年度6,319万8,000円,2.6%の増であります。  38ページをお願いいたします。  1項総務管理費1目一般管理費,説明欄3,庁舎維持管理費でありますが,庁舎耐震工事実施設計委託1,512万円を計上しております。  41ページをお願いいたします。  説明欄5,職員管理費は6億1,053万5,000円,対前年度1億4,537万円の増でありますが,市町村職員退職手当組合負担金が負担率の変更により5,473万9,000円の増のほか,一般事務の嘱託職員報酬8,320万8,000円をまとめて総務費に計上していることによるものであります。  47ページをお願いいたします。  3目広報費,説明欄1,広報関係費は2,114万円,対前年度505万5,000円の増でありますが,各種行政サービスの制度改正や平成20年度の組織改正に対応するため暮らしのガイドを作成する経費と,狛江駅北口総合案内板を更新する経費を計上しております。  49ページをお願いいたします。  4目財政管理費,説明欄1,一般事務費は807万8,000円の減であります。東京都市収益事業組合負担金は1,107万8,000円の減でありますが,公営企業金融公庫が廃止され,地方公共団体が共同して新たに地方公営企業等金融機構を設立することに伴う出資金300万円を計上しております。  53ページをお願いいたします。  7目企画費,説明欄7,音楽の街-狛江推進関係費は,予算額247万8,000円,対前年度148万4,000円の増であります。平成19年度はミニライブや駅前ライブ,夢コンサートを行ってまいりましたが,より充実を図るものであります。  54ページをお願いいたします。  説明欄10,公共施設再編方針策定ですが,予算額2,045万1,000円の計上であります。平成19年度・平成20年度の2カ年度の事業でありますが,平成20年度は学識経験者と市民で構成する策定委員会を設置し,検討を行ってまいります。  説明欄12,基本構想・基本計画策定関係費は515万3,000円の計上でありますが,平成20年度及び平成21年度の2カ年度において基本構想・基本計画を策定してまいります。平成20年度につきましては市民意識調査を実施するとともに,総合基本計画審議会を設置いたします。  次に57ページをお願いいたします。  12目諸費,説明欄2,調布地区防犯協会等補助でありますが,安心・安全パトロール活動に対して調布地区防犯協会狛江支部連合会への補助を増額しております。  58ページをお願いいたします。  説明欄6,生活安全対策関係費は430万6,000円,対前年度39万9,000円の増であります。新たに防犯パトロール未実施地区解消に向けた活動員や,特に空き巣対策としての防犯診断を各家庭ができるように,防犯診断地区普及員を配置する経費を計上しております。  63ページをお願いいたします。  3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費,説明欄2,一般事務費は8,482万円,対前年度1,803万5,000円の増でありますが,戸籍システム借り上げ経費と自動交付機借り上げ経費が通年化したことなどによるものであります。  69ページをお願いいたします。  4項選挙費でありますが,市長の任期満了に伴う選挙費用といたしまして,3目市長選挙費2,745万8,000円を計上しております。  76ページをお願いいたします。  3款民生費であります。予算額84億1,883万3,000円,対前年度2億7,195万2,000円,3.3%の増となっております。  78ページをお願いいたします。  1項社会福祉費1目社会福祉総務費,説明欄6,民生委員,児童委員協力員関係費48万3,000円は東京都の制度でありますが,民生委員,児童委員の地域における活動に協力する人材を確保し,その活動を支援するための経費であります。  81ページをお願いいたします。  説明欄17,福祉バス運行事業は予算額1,353万9,000円,対前年度967万1,000円の減でありますが,コミュニティバスに移行するため10月までの運行経費を計上しております。  82ページをお願いいたします。  説明欄の22,障がい者就労・生活支援1,489万6,000円は,あいとぴあセンター内で行っております障がい者就労支援事業及び障がい者地域自立生活支援センター事業について,人員配置を4名体制に拡充するものであります。  83ページをお願いいたします。  説明欄24,中国残留邦人生活支援事業1,281万6,000円は,国の制度により中国残留邦人に対し生活保護費以外の給付を行うものであります。  84ページをお願いいたします。  説明欄27,国民健康保険特別会計繰り出しは予算額5億5,000万円,対前年度2億3,230万4,000円の減でありますが,新たに後期高齢者医療制度が創設され,国民健康保険財政の基盤強化が講じられたことから繰出金を減額いたしております。  87ページをお願いいたします。  2目身体障がい者福祉費,説明欄13,障がい者移送サービス事業でありますが,ガソリン代高騰に対する運営支援といたしまして,ハンディキャブ運行事業補助金を18万円増額しております。  90ページをお願いいたします。  4目老人福祉費,説明欄2,老人保健医療事務費は予算額457万1,000円,対前年度1,444万3,000円の減でありますが,ことしの3月までの老人保健医療制度に係る事務費等を計上しております。  95ページをお願いいたします。  説明欄22,虐待防止ネットワーク事業であります。これまでは包括支援センターに事業委託をしておりましたが,平成20年度は市にネットワーク会議を設置し見守りサポーター制度を創設いたします。包括支援センターは,見守りサポーター連絡会や個別の案件に対する対応調整などの役割を担っていただくものであります。これに伴い友愛訪問員制度は廃止をいたしております。  96ページをお願いいたします。  説明欄23,認知症高齢者グループホーム防火対策支援事業は新規事業であります。消防法の改正もあり,認知症高齢者グループホーム「わらく」の防火対策として,スプリンクラーなどの防火設備整備に対する補助金470万円を計上いたしております。この事業につきましては,東京都の2分の1の補助があります。  次に説明欄24,地域支援事業基盤整備でありますが,高齢者の体力づくりを推進するため,西河原公園に設置しているような運動遊具を他の公園にも設置する経費であります。  説明欄25,老人保健医療特別会計繰り出しは,予算額4,543万4,000円,対前年度2億9,046万2,000円の減であります。老人保健医療制度は3月で終わりますが,3月診療分は平成20年度予算からの支出になります。また,おくれて診療報酬の請求もあるため,平成20年度は基本的に1.5カ月分の予算を計上しているものであります。  説明欄26,後期高齢者医療特別会計繰り出しは,予算額5億9,368万8,000円の計上であります。療養給付費,保険基盤安定,保険料軽減措置に対する繰出金は負担割合に基づくものであります。事務費,健康診査費,その他の繰出金は特別会計で係る経費全額を一般会計から繰り出すものであります。  98ページをお願いいたします。  6目社会福祉施設費,説明欄1,地域・地区センター費であります。対前年度471万1,000円の増でありますが,上和泉地域センター女子トイレ改修工事や野川地域センターのトイレをオストメイト対応にするための経費の増によるものであります。  103ページをお願いいたします。  7目住宅関係費,説明欄8,住宅耐震診断助成は,予算額200万円,対前年度100万円の増であります。これまで木造住宅の耐震診断に対して助成を行ってまいりましたが,平成20年度からは非木造住宅も対象といたします。非木造住宅の耐震診断に対する助成は1件50万円を限度額とするものであります。  104ページをお願いいたします。  8目障がいサービス費,説明欄6,地域生活援助は,予算額5,337万9,000円,対前年度1,861万2,000円の増であります。これは知的障がい者生活寮への入居者の増加によるものであります。  107ページをお願いいたします。  説明欄20,視覚障がい者情報支援は103万2,000円でありますが,点字プリンターなどの備品購入費を計上しております。  説明欄24,特別対策事業であります。障害者自立支援法への移行のための経過措置等として平成19年度・20年度に限って行っているものでありますが,工賃控除の見直しに伴う給付金の支給である就労意欲促進事業は平成18年度における工賃控除に対するものであり,平成19年度で終了をいたしております。  説明欄26,精神障がい者共同作業所関係費(ワークイン野川)でありますが,安全性向上のため,緊急的な対応としてガス回り等の施設整備に対する補助金30万円を計上しております。  110ページをお願いいたします。  2項児童福祉費1目児童福祉総務費,説明欄3,児童・育成手当であります。予算額4億8,645万円,対前年度1,179万9,000円の増でありますが,平成19年4月から3歳未満の第1子,第2子に対して支給額を5,000円から1万円に拡大しております。支給月の関係から2カ月分の影響による増であります。  111ページをお願いいたします。  説明欄7,母子家庭自立支援は新規事業であります。母子家庭の母親が主体的に能力開発や就業に結びつきやすい資格を取得するための費用の一部を給付するもので,287万2,000円の計上であります。この事業に対しましては国の4分の3補助があります。  説明欄8,青少年会議も新規事業であります。東京都市長会の助成制度「多摩・島しょ子ども体験塾市町村助成金」を活用するものであります。  次に112ページをお願いいたします。  2目児童措置費,説明欄4,保育所等児童運営費は,5億3,076万8,000円,対前年度1,939万9,000円の減であります。民間保育所整備費補助金3,850万円の減がありますが,待機児対策といたしまして新たな認証保育所の誘致を進めてまいります。年度途中での開設を目指し,認証保育所運営費補助金を増額しております。また,市立外保育園児童運営費補助金の中で,狛江保育園が一時保育を開所することに対する補助金を計上しております。  115ページをお願いいたします。  3目児童福祉施設費,説明欄1,児童遊園費は,予算額2,428万6,000円,対前年度624万円の増であります。遊具の保守点検,修繕費を増額するとともに,遊具撤去処分手数料105万円と新たな遊具設置委託189万円を計上しております。
     116ページをお願いいたします。  4目保育園費,説明欄2,保育園維持管理費は2億6,079万1,000円,対前年度1,660万6,000円の減でありますが,休職や障がい児対応のために配置しております臨時職員の賃金の減が主な要因であります。平成20年度は午睡用布団購入費を計上しておりますが,3カ年で全園更新してまいるものであります。また,管理用備品といたしましてエアコンの更新経費を計上しております。  122ページをお願いいたします。  6目児童館費,説明欄1,児童館指定管理業務費は,予算額1億1,969万円,対前年度2,488万5,000円の増であります。小学生クラブの定員枠拡大のため,岩戸児童センターの増築工事に係る経費1,965万6,000円を計上しております。1階部分を約26平方メートル広げ,現行38人程度の受け入れを平成21年度からはおおむね50人程度の受け入れに拡大する予定であります。  123ページをお願いいたします。  3項生活保護費1目生活保護総務費,説明欄2,一般事務費であります。対前年度689万4,000円の増でありますが,国の補助金を活用し,新たに退院者等居宅生活支援員,精神障がい者等退院促進相談員を配置する経費を計上しております。  125ページをお願いいたします。  2目扶助費は,予算額15億5,447万7,000円,対前年度6,328万3,000円の増であります。被保護者の高齢化などから医療扶助の増を見込んだものであります。  次に4款衛生費であります。予算額21億7,855万2,000円,対前年度5,560万7,000円,2.5%の減となっております。  128ページをお願いいたします。  1項保健衛生費1目保健衛生総務費,説明欄6,健康診査は,9,370万8,000円,対前年度8,207万8,000円の減であります。これまで7,500人の基本健康診査を行ってまいりましたが,平成20年度からは医療保険者による特定健診が始まるため,基本健康診査としての実施はせず,特定健診を補完する形態に見直しを行っております。また,胃がん,肺がんなどの集団がん検診につきましては,受診者数を350人程度拡大しております。  129ページをお願いいたします。  説明欄7,健康教育は対前年度112万9,000円,次の説明欄8,健康相談は10万3,000円の減でありますが,特定健診が始まり保健指導等が行われることから,規模を縮小いたしております。  130ページをお願いいたします。  説明欄12,母子保健事業関係費は,予算額4,791万8,000円,対前年度1,525万1,000円の増であります。これは妊婦健康診査の公費負担回数を2回から5回への拡大と,新たに赤ちゃんの産まれた家庭を全戸訪問する「こんにちは赤ちゃん事業」の実施によるものであります。  131ページをお願いいたします。  説明欄14,使用済み注射針回収事業補助は新規事業であります。在宅医療で使用された注射針が一般廃棄物として捨てられることがないように,狛江市薬剤師会が行う注射針の回収事業に対しまして一定期間補助をするもので,25万円を計上しております。  2目予防費,説明欄1,定期予防接種は8,375万1,000円,対前年度1,544万円の増でありますが,中学1年生及び高校3年生に対する麻疹・風疹の予防接種を実施することによるものであります。  135ページをお願いいたします。  説明欄9,「いのちにやさしい街づくり」~地域ねこの活動は,平成19年度の市民協働事業提案制度に申請がありまして,審査会より協働事業として実施が望ましい旨の答申を受けた事業であります。飼い主のいない猫に対しまして不妊去勢手術などを市民協働事業として実施する経費46万円を計上しております。  137ページをお願いいたします。  4目公害対策費,説明欄5,PCB廃棄物処理費はPCB含有廃棄物の適正な処理を委託するもので,454万5,000円を計上しております。  説明欄6,小学生環境サミットは,新たに東京都市長会の助成制度「多摩・島しょ子ども体験塾市町村助成金」を活用して実施する事業であります。環境家計簿の印刷製本費など18万8,000円を計上しております。  139ページをお願いいたします。  5目自然保護費,説明欄3,自然保護費は,予算額1,228万2,000円,対前年度297万4,000円の増であります。保存樹木等奨励金や樹林地の借り上げの経費を計上しております。  140ページをお願いいたします。  説明欄4,緑化推進でありますが,6,192万1,000円,対前年度6,150万1,000円の増であります。樹林地取得費6,000万円を計上しております。その財源の一部として,住民参加型市場公募債を発行し,残りに緑化基金を充当いたします。  145ページをお願いいたします。  2項清掃費2目じんかい処理費,説明欄5,組合維持管理費は,8億2,629万2,000円,対前年度4,557万5,000円の減であります。ごみ搬入量の減少に伴い負担金が減額しております。  148ページをお願いいたします。  5款労働費であります。予算額330万4,000円,対前年度12万円,3.8%の増であります。  次に6款農業費であります。予算額2,202万9,000円,対前年度176万6,000円,7.4%の減となっております。  1項農業費1目農業委員会費,説明欄1,農業委員会関係費は577万8,000円,対前年度53万7,000円の減でありますが,近年の農地,農家の減少等を踏まえ組織体制を見直し,委員の定数を13人から11人に改めるものであります。  151ページをお願いいたします。  7款商工費であります。予算額7,979万2,000円,対前年度449万8,000円,6.0%の増であります。  153ページをお願いいたします。  1項商工費2目商工業振興費,説明欄6,こまえ元気わくわく事業は,予算額192万3,000円で新規事業であります。元気に頑張るお店を応援する意味で新しいオリジナルの逸品を創作していただき,スイーツ逸品コンテストを実施いたします。市民審査員が参加するお店のコンテスト商品を購入して投票していただき優秀作品を選出するもので,個々のお店の活性化を図っていこうというものであります。  154ページをお願いいたします。  説明欄7,商店街振興プラン策定は234万9,000円でありますが,地域に密着した個性的な商店街を目指すための基本方針となるプランを策定するための経費を計上しております。  155ページをお願いいたします。  4目観光費,説明欄1,花火大会準備関係費は予算額28万円であります。花火大会開催に向けて安全面などの課題を検討するための準備委員会を設置するものであります。  8款土木費であります。予算額17億3,629万8,000円,対前年度1億3,418万3,000円,8.4%の増となっております。  159ページをお願いいたします。  2項道路橋りょう費2目道路維持費,説明欄1,道路維持費は,7,366万3,000円,対前年度1,157万4,000円の増であります。道路等維持補修委託に2,000万円,道路維持工事に2,166万1,000円を計上しております。  160ページをお願いいたします。  3目道路新設改良費であります。工事箇所につきましては,予算資料の17・18ページを御参照いただきたいと思います。説明欄1,道路新設改良費でありますが,予算額8,622万8,000円,対前年度2,037万5,000円の増となっております。  説明欄2,市道32号線歩道整備事業でありますが,歩道整備工事に1,211万7,000円,用地取得に1,156万8,000円,物件移転補償等に825万5,000円を計上し,予算額3,257万1,000円としております。  161ページをお願いいたします。  説明欄3,市道34号線整備事業でありますが,用地取得に2億4,900万円,物件移転補償に1,850万円を計上し,予算額2億7,204万5,000円としております。  説明欄4,市道8号線整備事業でありますが,道路整備工事に5,701万5,000円を計上し,予算額6,173万5,000円としております。  162ページをお願いいたします。  5目交通安全対策費,説明欄2,自転車整理関係費は,2,283万円,対前年度8万6,000円の増であります。放置自転車の撤去回数をふやすため,放置自転車等撤去業務委託に567万円を計上しております。  164ページをお願いいたします。  説明欄4,交通安全施設整備費は,いっとき休憩ベンチ設置に62万円を計上しております。  167ページをお願いいたします。  4項都市計画費1目都市計画総務費,説明欄4,協働まちづくり関係費は,155万6,000円であります。平成20年度においても「狛江のまち-魅力百選」を引き続き実施してまいります。  168ページをお願いいたします。  説明欄5,コミュニティバス関係費は,運行補助金として1,441万1,000円を計上しております。従来の福祉バスをコミュニティバスに移行するもので,11月からの運行を予定しております。  169ページをお願いいたします。  3目街路事業費,説明欄1,調布都市計画道路3・4・4号線整備費でありますが,実施設計委託として1,089万2,000円を計上しております。これは東京都の委託事業であります。  説明欄2,調布都市計画道路3・4・16号線整備費(岩戸北)でありますが,不動産鑑定手数料など231万6,000円を計上しております。事業完結を目指しまして,事業認可区域内にある未買収の用地交渉に取り組んでまいります。  説明欄3,調布都市計画道路3・4・16号線整備費(七差路)でありますが,用地測量に504万円を計上しております。  4目公園緑地費,説明欄1,都市公園維持管理費は,9,009万2,000円,対前年度783万円の増であります。児童遊園と同様に遊具の点検や修繕など利用者の安全に配慮してまいります。  173ページをお願いいたします。  5目公共下水道費,説明欄1,公共下水道特別会計繰り出しにつきましては,対前年度800万円の減,5億8,200万円を計上しております。  次に9款消防費であります。予算額10億9,919万2,000円,対前年度4,148万3,000円,3.6%の減であります。  1項消防費1目常備消防費は,1,393万8,000円減の10億1,110万8,000円を計上しております。  175ページをお願いいたします。  2目非常備消防費,説明欄2,消防施設維持管理費は予算額1,199万4,000円,対前年度216万5,000円の増でありますが,これは街頭消火器を計画的に設置していくとともに,可搬消防ポンプやホースノズルの購入により消防設備の充実を図るものであります。  177ページをお願いいたします。  4目災害対策費,説明欄2,災害対策関係費は,2,606万円,対前年度658万8,000円の増であります。貯留式仮設トイレ20基,投光機3台などを配置する経費を計上しております。  179ページをお願いいたします。  10款教育費であります。予算額24億7,219万2,000円,対前年度9,427万円,4.0%の増であります。  180ページをお願いいたします。  1項教育総務費2目事務局費,説明欄2,一般事務費であります。新たに教育委員会評価審査会委員報償を計上しております。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により,平成20年度から教育委員会の権限に属する事務の管理・執行状況について点検・評価を行い,その結果に関する報告書を作成し,議会へ報告及び公表することが求められるため,教育委員会評価審査会を設置いたします。  183ページをお願いいたします。  説明欄7,学校安全対策費は予算額709万8,000円,対前年度93万5,000円の増でありますが,学校安全巡回員の配置時間を1日4時間から5時間に増するものであります。  186ページをお願いいたします。  3目教育指導費,説明欄5,教育研究所関係費は,予算額810万1,000円,対前年度328万5,000円の増であります。フェンスと外灯の老朽化による改修工事の経費を計上しております。  187ページをお願いいたします。  説明欄7,不登校対策支援は,1,419万4,000円,対前年度24万9,000円の減であります。小学校への教育相談員の派遣日数をふやし,きめ細やかな相談活動を行ってまいります。  188ページをお願いいたします。  説明欄8,少人数授業講師派遣は,620万2,000円,対前年度144万8,000円の増であります。小学5・6年生の教科担任制の推進に向けて講師の派遣日数をふやすことによるものであります。  189ページをお願いいたします。  説明欄12,教育研究推進は,予算額526万3,000円,対前年度218万7,000円の増であります。総合学習推進事業委託200万円を計上しておりますが,これまで総合学習推進として単独の事業としておりましたものを,総合学習の時間数が減ることなどに合わせ事業費を減額いたしまして,本事業に組み入れております。また,新学習指導要領の改訂による小学5・6年生の英語活動の必修化に向け,狛江の教育21研究協力校委託の中で英語指導の実践研究を行う経費を計上しております。  191ページをお願いいたします。  説明欄19,国際理解教育促進は予算額882万円で,対前年度155万円の増でありますが,外国人英語指導員の小学校への派遣日数をふやすとともに,講師の質の向上も図るものであります。  193ページをお願いいたします。  説明欄25,学校図書館支援センター推進事業は344万2,000円であります。本事業は平成19年度から2カ年の国の委託事業で,平成19年度は9月補正で計上させていただいております。学校図書館の効果的な活用・運営を図るため学校図書館支援センターを設置し,学校図書館への支援のあり方について調査研究を行う事業であります。  説明欄27,学校教育評価システム推進事業は,新規事業で48万3,000円であります。学校教育法の改正及び学校教育法施行規則等の一部を改正する省令において学校評価について定められ,自己評価,関係者評価,第三者評価が求められております。平成20年度につきましてはモデル校において実践研究を行うとともに,評価システムの構築を図るため検討委員会を設置する経費を計上しております。  198ページをお願いいたします。  2目教育振興費,説明欄1,教育振興費は3,494万1,000円,対前年度214万4,000円の増でありますが,音楽活動を推進するため音楽用備品購入費200万円を計上しております。同様に中学校におきましても100万円を計上しております。  201ページをお願いいたします。  2項小学校費3目特別支援学級費,説明欄1,特別支援学級維持管理費(固定)は,これまでの心障学級維持管理費から名称を変更したものであります。  同様に202ページの説明欄2,特別支援学級維持管理費(通級)はこれまでの情緒障がい学級費から,203ページの説明欄3,特別支援教育就学奨励費はこれまでの心障学級就学奨励費から名称を変更いたしております。なお,3項の中学校費につきましても同様であります。  207ページをお願いいたします。  6目学校建設費,説明欄1,既存施設改修工事は,予算額2億2,826万円,対前年度2億1,193万3,000円の増であります。耐震の関係では,五小と和泉小の屋内運動場耐震補強工事,和泉小旧校舎の耐震補強工事設計,三小の屋内運動場耐震補強及び特別活動室整備工事設計を行います。そのほかには六小の防球ネットや放送設備の改修工事,東京都の補助を活用した五小の芝生化工事などの経費を計上しております。  211ページをお願いいたします。  3項中学校費1目学校管理費であります。説明欄4,中学校給食費は,予算額9,663万3,000円,対前年度9,205万円の増であります。9月からランチボックス方式の給食を実施いたします。学校給食衛生管理の基準に基づいて委託業者に調理された給食を弁当箱に詰めた状態で各学校に配送し,生徒に食べていただくものであります。給食調理や運営経費のほかに初期経費といたしまして,配ぜん室の改修工事や備品整備などの経費を計上しております。  213ページをお願いいたします。
     2目教育振興費,説明欄2,就学援助は,2,442万2,000円,対前年度590万円の増であります。中学校給食の開始に伴い準要保護世帯に対する給食費の扶助費といたしまして,864万4,000円を計上しております。  219ページをお願いいたします。  5目学校建設費,説明欄1,既存施設改修工事は,2,816万8,000円,対前年度1,947万4,000円の減であります。二中の渡り廊下耐震補強及び改修工事設計,特別活動室への空調機設置工事,体育館建てかえのための基本設計などの経費を計上しております。  4項幼児教育費1目幼児教育振興費,説明欄1,私立幼稚園協会等補助において,特別支援教育への対応として幼稚園への巡回相談を行ってまいります。  220ページをお願いいたします。  説明欄3,幼稚園就園奨励費は,4,542万5,000円,対前年度156万円の増であります。国の制度改正により少子化対策の一環として,第2子以降の優遇措置を講じる場合の同時就園条件を緩和するものであります。  222ページをお願いいたします。  5項社会教育費1目社会教育総務費,説明欄6,放課後子ども教室推進事業は,これまでの子どもフリープレイから名称を変更いたしました。予算額1,993万6,000円,対前年度669万9,000円の増であります。運営委員会の設置やコーディネーターを配置して充実を図ることで文部科学省の放課後子どもプランとして位置づけ,国の補助金を活用してまいるものであります。また,三小の遊び場開放はこれまで説明欄5の学校開放で計上しておりましたが,新年度より本事業の中に組み入れ,開放日数も平日3日から5日にふやしてまいります。  225ページをお願いいたします。  説明欄15,古民家復元は予算額2,055万円,対前年度1,663万5,000円の増でありますが,平成11年に高木家から寄贈を受け,部材を保存している長屋門の復元工事を2カ年かけて行うものであります。財源の一部として住民参加型市場公募債を発行し,残りに博物館建設基金を充当いたします。平成21年度に係る経費は債務負担行為を設定させていただいております。  説明欄16,地域交流図書室やさきやま文庫読書推進事業は,23万9,000円,対前年度39万1,000円の減であります。これまで毎週土曜日に開館しておりましたが,読み聞かせなどの事業に特化して開館していくものであります。  237ページをお願いいたします。  6目市民ホール費,説明欄2,市民ホール指定管理業務費であります。現在の指定期間は平成20年度で終了いたします。平成21年度から5年間の指定管理者は公募による選定とするため,選定委員会の経費を計上しております。  241ページをお願いいたします。  6項保健体育費1目保健体育総務費,説明欄7,総合型地域スポーツクラブは,新規事業で95万6,000円であります。文部科学省のスポーツ振興基本計画で求められている地域におけるスポーツ文化の確立を目指す総合型地域スポーツクラブの設立に向けて準備委員会を設置するものであります。  244ページをお願いいたします。  2目体育施設費,説明欄2,体育施設改修工事は,4,393万2,000円,対前年度2億788万1,000円の減であります。平成19年度から行っております市民プール改修工事は,5月末の竣工を予定しております。平成20年度は市民プールを再開いたします。  説明欄3,市民総合体育館大規模改修は,新規事業で予算額4,113万2,000円であります。指定管理者制度への移行と平成25年度に開催されます多摩国体に備えて,計画的に改修工事を行ってまいります。平成20年度につきましては,外壁改修工事,ボイラー改修工事,駐車場舗装工事の経費を計上しております。  次の体育施設指定管理業務費は,新規事業で682万8,000円であります。平成21年度から市民総合体育館や市民プール,市民グランドなどすべての体育施設を指定管理者制度へ移行いたします。市民ホールと同様指定管理者は公募による選定とするため,選定委員会の経費などを計上しております。  245ページをお願いいたします。  11款公債費は,予算額26億1,879万7,000円,対前年度1億3,204万1,000円,4.8%の減であります。平成20年度の公的資金補償金免除繰り上げ償還として308万円を含んでおります。  3目公債諸費,説明欄1,住民参加型市場公募債発行関係費は,新規事業で予算額115万5,000円であります。緑地保全事業債3,500万円と長屋門復元事業債1,500万円を住民参加型市場公募債として発行するために,販売委託などの経費を計上させていただいております。  246ページをお願いいたします。  12款諸支出金は予算額2,869万9,000円,対前年度2,823万4,000円の増でありますが,減債基金へ積み立てをするものであります。  13款予備費につきましては,1,500万円を計上しております。  以上,平成20年度狛江市一般会計予算の補足説明とさせていただきます。 13: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 暫時休憩いたします。     午前10時39分 休憩     午前11時00分 開議 14: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。市民部長。 15: ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 平成20年度狛江市国民健康保険特別会計予算,老人保健医療特別会計予算,後期高齢者医療特別会計予算につきまして補足説明を申し上げます。  初めに平成20年度狛江市国民健康保険特別会計予算であります。予算書の6ページをお開きいただきたいと思います。  予算総額につきましては80億1,170万8,000円,前年度に比べまして3億84万1,000円,3.9%の増であります。この増の主な要因につきましては,歳出の約70%を占めます保険給付費と保険財政共同安定化事業費の増に伴うものであります。  世帯数と被保険者数でありますが,平成20年度の世帯数につきましては1万4,145世帯,被保険者数につきましては2万2,667人で,平成19年度決算見込みに比べ世帯数におきまして3,454世帯,19.6%,被保険者数につきまして6,167人,21.4%の減を見込んでおります。これは医療制度改革によりまして,4月から75歳以上の方が後期高齢者医療制度に移行するためであります。  8ページをお願いいたします。歳入であります。  1款国民健康保険税につきましては19億6,169万3,000円,前年度に比べまして4億8,777万2,000円,19.9%の減を見込んでおります。この内訳は,医療分が13億232万1,000円,介護分が1億6,969万9,000円,支援分が4億8,967万3,000円であります。  国保税の減要因は,75歳以上の方が後期高齢者医療制度に移行するためであります。また,同じく医療制度改革に伴いまして,退職者医療制度も現在の60歳から74歳までが4月から64歳までとなり,65歳から74歳までは前期高齢者として一般被保険者になります。そのため前期高齢者分の約3億5,000万円が退職分から一般分に移行しております。  2款国庫支出金につきましては総額12億3,897万9,000円,前年度に比べまして3億22万5,000円,19.5%の減を見込んでおります。これは前期高齢者の医療費の財政調整に伴い前期高齢者交付金が創設され,国の負担が軽減されたためであります。  3款療養給付費等交付金であります。これは退職被保険者にかかわるもので,8億8,662万6,000円,前年度に比べまして9億5,395万1,000円,51.8%の減を見込んでおります。これは先ほど申し上げました退職者医療制度が4月から64歳までとなるため,退職被保険者数の大幅な減によるものであります。  10ページをお願いいたします。  4款前期高齢者交付金であります。平成20年度から新設され,21億1,279万5,000円を見込んでおります。これは65歳から74歳の前期高齢者にかかる医療費の保険者間の財政負担を調整する制度で,各保険者の加入者数に占める前期高齢者数の割合に係る負担の不均衡を調整するものであります。  5款都支出金であります。3億1,023万4,000円で,前年度に比べまして5,574万9,000円,15.2%の減であります。  6款共同事業交付金であります。9億4,328万6,000円,前年度に比べまして2億1,803万2,000円,30.1%の増であります。この増となったうちのほとんどは,平成18年10月から1レセプト30万円以上80万円未満の医療費について,都内の全市区町村の共同事業で実施することになりました保険財政共同安定化事業拠出金に対する交付金の増であります。  7款財産収入であります。これは国民健康保険事業運営基金の預金利子であります。  8款繰入金であります。一般会計からの繰入金で5億5,000万1,000円,前年度に比べまして2億3,230万4,000円,29.7%の減を見込んでおります。このうち財源不足に充当いたしますその他一般会計繰入金につきましては4億4,344万7,000円,前年度に比べまして1億7,155万7,000円,27.9%の減を見込んでおります。これは歳入では前期高齢者交付金の増,歳出では老人保健拠出金の減額が後期高齢者支援金の増を上回ったこと等により,全体として一般会計からの繰入が減になったものであります。  9款繰越金につきましては,前年度と同額を計上しております。  12ページをお願いいたします。  10款諸収入につきましては809万1,000円,前年度とほぼ同額を計上しております。  次に歳出であります。14ページをお願いいたします。  1款総務費であります。3,148万3,000円で,前年度と比較しまして759万1,000円,19.4%の減であります。増額につきましては,国保税の滞納者に対して催告業務委託を予定しております。減の主な要因は,平成19年度に保険証更新に係る経費を計上したためであります。  16ページをお願いいたします。  2款保険給付費であります。国民健康保険特別会計の約7割を占めるものであります。54億2,706万8,000円で,前年度に比べまして3億8,388万1,000円,7.6%の増を見込んでおります。  主なものについて申し上げます。  1項1目一般被保険者療養給付費につきましては38億8,912万7,000円で,前年度に比べまして12億4,085万4,000円,46.9%の増を,また2目退職被保険者等療養給付費につきましては8億7,728万2,000円,前年度に比べまして9億2,286万9,000円,51.3%の減を見込んでおります。この増減の要因は,先ほど申し上げました前期高齢者が退職から一般へ切りかえになるためであります。  2項高額療養費につきましては4億7,361万7,000円,前年度に比べまして7,360万8,000円,18.4%の増で,これは医療費の高額化に伴い件数増を見込んだものであります。  5項葬祭費につきましては720万円,前年度に比べまして1,440万円,66.7%の減で,これは平成20年度から75歳以上の後期高齢者の葬祭費につきましては,後期高齢者医療特別会計で支出するためであります。  20ページをお願いいたします。  3款後期高齢者支援金等であります。平成20年度から新設され,8億9,736万3,000円であります。これは平成20年4月に創設される後期高齢者医療制度に対して,各保険者がゼロ歳から74歳の加入者数に応じて拠出するものであります。  4款前期高齢者納付金等であります。平成20年度から新設され,219万5,000円であります。これは前期高齢者納付金,後期高齢者支援金及び病床転換支援金の合計額が各保険者の義務的支出に対し著しく過大となる保険者の前期高齢者納付金のうち,その過大となる部分を全保険者で案分したものであります。  5款老人保健拠出金であります。2億1,217万1,000円,前年度に比べまして12億4,226万1,000円,85.4%の減を見込んでおります。これは3月で老人保健制度が廃止となるため,精算分を予算化しております。  6款介護納付金であります。これは社会保険診療報酬支払い基金に納付するものであります。3億5,858万1,000円,前年度に比べまして3,967万9,000円,10.0%の減となっております。これは厚生労働省告示で定められました第2号被保険者1人当たりの推計額に第2号被保険者見込数を乗じ,2年前の平成18年度精算分を加えたものであります。  22ページをお願いいたします。  7款共同事業拠出金であります。これは国民健康保険組合連合会から示された資料に基づき積算しております。9億7,343万4,000円,前年度に比べまして2億3,753万9,000円,32.3%の増となっております。これは歳入の共同事業交付金のところでも触れましたが,増のほとんどは保険財政安定化共同事業拠出金であります。  8款保健事業費であります。9,921万円,前年度に比べまして6,939万4,000円,232.7%の増であります。主なものといたしましては,平成20年度から実施します特定健診及び特定保健指導の経費であります。  その他につきましては,所定の見込みにより計上させていただいております。  引き続きまして平成20年度狛江市老人保健医療特別会計予算について,補足説明を申し上げます。  老人保健医療制度は3月で廃止となりますが,平成20年3月診療分及び3月以前の月おくれ請求分並びに各種給付金などの請求権が残るために,平成22年度までの3年間存置されることになります。  予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  予算総額につきましては6億8,580万円,前年度に比べまして41億3,470万7,000円,85.8%の減となっております。  8ページをお願いいたします。歳入であります。  歳入につきましては,歳出の医療給付費と医療費支給費について,老人保健法で定められておりますそれぞれの負担割合で計上しております。  1款支払い基金交付金であります。社会保険診療報酬支払い基金から交付されるもので,負担率は,患者負担1割の方については12分の6,患者負担3割の方は全額基金からの負担となります。また,審査支払い手数料交付金につきましては,負担率100%となっております。これによる交付総額は4億1,319万7,000円であります。  2款国庫支出金であります。これは患者負担1割の方だけに対するもので,負担率は12分の4であります。総額1億8,172万9,000円であります。  3款都支出金,4款一般会計繰入金につきましては12分の1で,交付額はそれぞれ4,543万3,000円と4,543万4,000円となっております。  5款,6款につきましては,科目存置のための計上であります。  10ページをお願いいたします。歳出であります。  1款医療諸費であります。6億8,578万9,000円の見込みであります。これは3月診療分と精算分0.5カ月分の合計1.5カ月分を計上しております。  2款諸支出金,3款予備費につきましては,科目存置も含めまして所要の額を計上させていただいております。  引き続きまして平成20年度狛江市後期高齢者医療特別会計予算について,補足説明を申し上げます。  後期高齢者医療特別会計予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  予算総額につきましては12億9,908万円であります。4月から施行されます後期高齢者医療制度に伴う経費を計上させていただいております。対象者につきましては7,155人を見込んでおります。  8ページをお願いいたします。歳入であります。  1款後期高齢者医療保険料6億9,846万1,000円であります。広域連合から通知されたもので,年金天引きの特別徴収が7割,普通徴収が3割と見込んでおります。  2款使用料及び手数料は,科目存置のための計上であります。  3款繰入金5億9,368万8,000円であります。一般会計繰入金のうち療養給付費繰入金3億6,823万1,000円,これは療養給付費の12分の1の公費負担であります。  保険基盤安定繰入金7,602万4,000円,これは所得軽減分及び均等割の7・5・2割軽減分並びに被用者保険の被扶養者に対する激変緩和措置分の公費負担分で,東京都4分の3,市4分の1の合計額であります。  事務費繰入金5,889万3,000円,これは広域連合への事務費分と市の一般管理・徴収事務経費分であります。  保険料軽減措置繰入金4,348万2,000円,これは保険料を軽減するため62団体で約100億円の一般財源を投入することになり,その狛江市の負担分であります。  健康診査費繰入金2,905万8,000円,これは広域連合で特定健診と同様の健康診査を実施することになりましたので,その経費分であります。  葬祭費繰入金,これは国保と同様の葬祭費を支給するための経費分であります。  4款諸収入693万円の主なものは,健康診査に係る広域連合からの委託料であります。  10ページをお願いいたします。歳出であります。  1款総務費4,850万4,000円,主なものといたしましては,システム経費・徴収経費及び葬祭費であります。  12ページをお願いいたします。  2款広域連合納付金12億1,428万2,000円,これは歳入で説明申し上げました保険料や療養給付費などの市負担分であります。  3款保健事業費3,598万4,000円,これは健康診査の経費を計上しております。  4款諸支出金,5款予備費につきましては,科目存置も含めまして所要の額を計上させていただいております。  以上,大変雑駁ですが補足説明とさせていただきます。 16: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 健康福祉部長。 17: ◯ 健康福祉部長(大久保 幸藏君) 補足説明をさせていただきます。
     平成20年度狛江市介護保険特別会計予算書の1ページをお願いいたします。  歳入歳出予算総額36億1,088万4,000円,対前年度比7,703万6,000円,2.2%の増となっております。  平成20年度は介護予防重視型の第3期介護保険事業計画の3年目で,最終年度となります。  あいとぴあ地域包括支援センター,こまえ正吉苑地域包括支援センターに続き,平成20年度は地域包括支援センターの創設をこまえ宛で予定しており,また平成21年度からの第4期計画の準備を行う年でもあり,本予算はこれらの事業実施に伴う費用の予算化をお願いするものであります。  8ページをお願いいたします。  歳入でありますが,保険料は介護給付費準備基金の関連から私の方から説明させていただきます。  1款保険料につきましては,高齢者人口の伸びを考慮し7億9,934万1,000円の計上で,前年度対比2,811万4,000円,3.6%の増となっております。  3款国庫支出金であります。1項1目介護給付費負担金5億9,344万5,000円は,国の法定負担として居宅介護サービス給付費の20%と施設サービス費の15%の計上となっております。  2項1目調整交付金7,833万7,000円は,法定負担分の計上であります。  2目地域支援事業交付金(介護予防事業)の1,029万5,000円,前年度比476万2,000円,86.1%の増は,今年度から行う特定高齢者把握のための生活機能検査に伴う法定負担分であります。  3目地域支援事業交付金(包括支援事業・任意事業)の2,600万8,000円,前年度比557万7,000円,27.3%の増は,地域包括支援センター増設に伴う法定負担分であります。  9ページをお願いいたします。  4款支払い基金交付金であります。10億6,271万2,000円のうち,地域支援事業支援交付金1,276万6,000円,前年度比590万5,000円,86.1%の増は,特定高齢者把握のための生活機能検査に伴う法定負担分であります。  5款都支出金であります。5億2,545万5,000円のうち,1項1目介護給付費都負担金5億730万4,000円は,居宅介護サービス費と施設給付費の法定負担分であります。  2項1目地域支援事業交付金(介護予防事業)の514万7,000円,対前年度比238万1,000円,86.1%の増は,特定高齢者把握のための生活機能検査に伴う法定負担分であります。  2項2目地域支援事業交付金(包括支援事業・任意事業)の1,300万4,000円,対前年度比278万9,000円,27.3%の増は,地域包括支援センター増設に伴う法定負担分であります。  10ページをお願いいたします。  8款繰入金であります。5億1,215万6,000円は,1項1目介護給付費繰入金4億2,336万5,000円,対前年度比132万8,000円で0.3%の増となっております。これは給付費に対する市の法定負担分であります。  2目地域支援事業繰入金(介護予防事業)514万7,000円,前年度対比238万1,000円,86.1%の増,同じく3目地域支援事業繰入金(包括支援事業・任意事業)1,300万4,000円,前年度比278万9,000円,27.3%の増は,それぞれ生活機能検査,地域包括支援センターの増設に伴う法定負担分であります。  4目その他一般会計繰入金は,事務費繰入金として7,064万円を計上しております。  12ページから14ページまでをお願いいたします。歳出であります。  1款総務費については,事務的経費として7,014万円を計上しております。前年度5,669万円と比較し1,345万円,率にして23.7%の増であります。主なものとしましては,介護保険事業計画策定業務委託であります。  次に15ページから18ページをお願いいたします。  2款保険給付費33億9,701万円は,前年度33億8,487万3,000円と比較し1,213万7,000円,0.4%の増であります。予算総額36億1,088万4,000円に対して94.1%となっております。  次に19ページから20ページをお願いいたします。  3款地域支援事業費1億852万9,000円は,前年度7,568万1,000円と比較し3,284万8,000円,43.4%の増であります。主な増の原因といたしましては,歳入でも申し上げましたが,今年度から行う特定高齢者把握のための生活機能評価委託と3つ目の地域包括支援センターの創設に伴う事業費によるものです。  21ページをお願いいたします。  5款基金積立金3,171万6,000円は,前年度1,311万5,000円と比較し1,860万1,000円,141.8%の増であります。これは介護予防の面での報酬の改定もあり,予防給付が計画策定時の想定ほどには伸びていないことによるものであります。  以上,雑駁でありますが補足説明とさせていただきます。 18: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 19: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 平成20年度狛江市公共下水道特別会計予算につきまして,補足して説明を申し上げます。  公共下水道特別会計予算書1ページをお開きいただきたいと思います。  歳入,歳出の総額につきましては20億8,648万3,000円で,対前年度1億3,637万円の増,率にいたしまして7.0%となっております。  4ページをお開きいただきたいと思います。  第二表 地方債であります。公共下水道及び流域下水道整備事業債の限度額を5億2,340万円と定めるものであります。  次に8ページをお願いいたします。歳入につきまして説明申し上げます。  1款分担金及び負担金は3,155万8,000円,前年度に比べ2,376万9,000円の増,率にして305.2%であります。これは根川雨水幹線維持管理負担金として調布市に負担いただく分と,都道の道路整備に関連して管渠埋設工事負担金を東京都に負担いただくものであります。  2款使用料及び手数料は,下水道使用料及び指定工事店登録等手数料で8億8,295万円,前年度同額となっております。  3款国庫支出金につきましては,伏越改修事業補助金等6,340万円,前年度に比べ3,590万円の増,率にして130.5%であります。  4款都支出金につきましては,伏越改修事業補助金等317万円,前年度に比べ180万円の増,率にして131.4%であります。  5款財産収入,6款寄附金につきましては,科目存置としております。  7款繰入金は一般会計からの繰入金5億8,200万円でありまして,前年度に比べ800万円の減,率にして1.4%であります。  8款繰越金,9款諸収入につきましては,科目存置としております。  10款市債は5億2,340万円,前年度に比べ1億3,890万円の増,率にして36.1%であります。  次に12ページをお願いいたします。歳出につきまして説明申し上げます。  1款総務費は1億8,848万7,000円,前年度に比べ1,149万5,000円の減,率にして5.7%となっております。主な歳出は,人件費と東京都水道局への下水道使用料徴収事務委託費であります。  次に14ページをお願いいたします。  2款事業費は14億2,567万2,000円,前年度と比べ1億8,143万7,000円の増,率にして14.6%となっております。これは主に管渠整備事業の増によるものであります。  1項維持管理費の主なものは,まず委託料で下水道施設等全体に及ぶ維持・管理業務であります。工事請負費では老朽化等による管渠補修工事であります。負担金補助及び交付金では,森ヶ崎水処理センターで終末処理される多摩川流域下水道野川幹線下水処理負担金であります。東京都下水道局の算定をもとに,1トン当たり38円の処理単価で排出量1,212万トンを見込んでおります。  次に15ページをお願いいたします。  2項管渠整備費の主なものは,まず委託料は管渠埋設工事に関する設計業務委託と伏越改修事業委託であります。工事請負費でありますが,公共下水道管渠埋設工事と都市計画道路事業に伴う管渠埋設工事5件分を計上いたしております。詳細につきましては予算資料の39ページに工事件名,工事場所,工事概要等を掲載しておりますので,御参照いただきたいと存じます。また,負担金補助及び交付金として,管渠埋設に伴うガス管等の移設工事負担金及び多摩川流域下水道野川処理区建設負担金を計上いたしております。  次に17ページをお願いいたします。  3款公債費は4億7,132万4,000円,前年度に比べ3,357万2,000円の減,率にして6.6%となっております。その内訳につきましては,予算資料の37ページに詳細を掲載してありますので御参照いただきたいと存じます。  4款予備費につきましては,100万円を計上しております。  続きまして平成20年度狛江市駐車場事業特別会計予算につきまして,補足の説明をさせていただきます。  6ページ,7ページが歳入,歳出の総括であります。  予算総額にしまして6,804万8,000円,対前年度比3.6%の増であります。  8ページをお開き願います。歳入であります。  1款使用料につきましては,平成19年度の実績見込みを考慮いたしまして3,461万4,000円,対前年度比7.6%の増を見込んでおります。  2款借入金につきましては,歳入の不足分を一般会計から借り入れることとしまして3,343万2,000円,対前年度比0.1%の減となっております。  次に10ページ,歳出であります。  1款事業費につきましては,駐車場管理運営費2,279万3,000円,対前年度比11.8%の増となっております。  2款公債費につきましては,公営企業債の償還元金と利子を償還するものであります。額については元利均等方式で,前年同額の4,525万5,000円となっております。なお,起債償還の内訳につきましては,予算資料の41ページを後ほど御参照いただければと思います。  続きまして平成20年度狛江市受託水道事業特別会計予算につきまして,補足説明をさせていただきます。  まず歳入でありますが,歳入歳出予算事項別明細書6ページ,1款受託水道事業収入1億2,930万円につきましては,東京都から参ります収入であります。  次に歳出であります。  1款水道管理事業費1項給水費1目給水管理事務費における前年度比656万4,000円の減額は,主に職員の年齢層の変化による人件費によるものであります。  また2目給水管理事業費796万3,000円の減額,3項業務費1目業務管理事務費1,836万7,000円の減額は,工務係撤収に伴う人件費,事務費等の減によるものであります。そして浄水費,配水費,また配水施設費,これらは工務係撤収に伴い皆減となっております。  以上,雑駁でありますが補足説明とさせていただきます。 20: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は1議案ごとに受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 21: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に議案第7号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 22: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第7号の質疑を終結いたします。  次に議案第8号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 23: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第8号の質疑を終結いたします。  次に議案第9号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 24: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第9号の質疑を終結いたします。  次に議案第10号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 25: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第10号の質疑を終結いたします。  次に議案第11号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 26: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第11号の質疑を終結いたします。  次に議案第12号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 27: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第12号の質疑を終結いたします。  次に議案第13号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 28: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第13号の質疑を終結いたします。  次に議案第14号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 29: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第14号の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第7号から議案第14号までの8件は,8人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し,これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
        (「異議なし」の声あり) 30: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案第7号から議案第14号までの8件は,8人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し,これに付託の上審査することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については,委員会条例第7条第1項の規定により      3番  石  井     功  議  員      4番  須  田  繁  美  議  員      8番  河  西  か  ず  議  員     15番  白  井     明  議  員     16番  石  川  和  広  議  員     18番  佐々木   貴  史  議  員     20番  田  中  智  子  議  員     22番  鈴  木  えつお   議  員 以上8人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 31: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました8人を予算特別委員会委員に選任することに決しました。  続いてただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選を願います。  暫時休憩いたします。     午前11時35分 休憩     午前11時37分 開議 32: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に予算特別委員会の正副委員長が決定されましたので,議長から報告いたします。       委員長に 15番  白  井    明  議  員      副委員長に 22番  鈴  木  えつお  議  員  が決定されました。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 33: ◯ 議 長(高橋 清治議員) この際予算特別委員会に対する要望を受けます。     (「なし」の声あり) 34: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で予算特別委員会に対する要望を打ち切ります。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 35: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 休憩いたします。     午前11時38分 休憩     午後 1時30分 開議 36: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に日程第13 議案第15号 組織改正に伴う関係条例の整理に関する条例から日程第26 議案第29号 狛江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例までの14件を一括議題といたします。  提出者より順次提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 矢野裕君登壇〕 37: ◯ 市 長(矢野 裕君) 日程第13 議案第15号 組織改正に伴う関係条例の整理に関する条例から日程第26 議案第29号 狛江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例までの14件につきましては,一括して提案理由を申し上げます。  まず日程第13 議案第15号 組織改正に伴う関係条例の整理に関する条例については,平成20年4月1日付の組織改正に伴う事務移管等に合わせ,関係条例を整理するものです。  次に日程第14 議案第16号 狛江市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については,地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことにより,部分休業の対象となる子が「3歳に満たない子」から「小学校就学の始期に達するまでの子」に改められたことに伴い,引用条文を整理するものです。  次に日程第15 議案第17号 狛江市職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例については,平成20年4月から職員の給料の昇給時期について,現行の年4回から毎年度4月の年1回に統一するため,条文を整理するものです。  次に日程第16 議案第18号 狛江市長等の給料等の支給の特例に関する条例については,平成20年3月まで行うこととしている給料の減額を,引き続き本年4月1日から6月30日までの間,市長の給料を18%,副市長及び教育長の給料をそれぞれ11%引き下げるものです。  次に日程第17 議案第19号 狛江市特別会計条例の一部を改正する条例については,平成20年4月から後期高齢者医療制度が実施されることから,狛江市後期高齢者医療特別会計を新たに設置するものです。  次に日程第18 議案第20号 狛江市行政財産の使用に関する条例の一部を改正する条例については,平成19年10月1日より郵便事業が日本郵政公社から郵便事業株式会社へ承継されたことにあわせ,市の施設内に設置されている郵便差出箱の使用料を平成20年4月1日から徴収するものです。なお,使用料の額は1平方メートルにつき1年2,730円と設定しております。  次に日程第19 議案第21号 狛江市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例については,健康保険法等の一部を改正する法律により,老人保健法が高齢者の医療の確保に関する法律として改められたことから,関係条文を整理するものです。  次に日程第20 議案第22号 狛江市後期高齢者医療に関する条例については,平成20年4月1日から後期高齢者医療制度が実施されることにあわせ,保険料の徴収や都内市区町村で組織する東京都後期高齢者医療広域連合との事務分担において,狛江市で行う事務等について定めるものです。  また,本件の詳細につきましては後ほど担当部長から説明させますので,よろしくお願いいたします。  次に日程第21 議案第23号 狛江市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例については,介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部改正にあわせ,介護保険料の激変緩和措置を平成20年度まで延長するものです。  次に日程第22 議案第24号 狛江市国民健康保険条例の一部を改正する条例については,健康保険法等の一部を改正する法律により老人保健法が改正され,高齢者の医療の確保に関する法律として改められたこと,また特定健康診査等が新たに保健事業として加わったことに伴い,条文を整理するものです。  次に日程第23 議案第25号 狛江市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例については,健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い,平成20年4月から国民健康保険税の賦課方式が変更され,現在の医療分と介護分に後期高齢者支援金分が加えられたことにあわせ,国民健康保険税の医療分と支援分における税率及び限度額を改定するものです。  また,本件の詳細につきましては後ほど担当部長から説明させますので,よろしくお願いいたします。  次に日程第24 議案第26号 狛江市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例については,近年の農地及び農家の減少等を踏まえ,選挙による委員の定数を11人から9人とするものです。  次に日程第25 議案第27号 狛江市下水道使用料条例の一部を改正する条例については,都が水道料金の徴収方法として新たにクレジットカードによる支払いを導入したことにあわせて,下水道使用料についても同様な取り扱いをするものです。  次に日程第26 議案第29号 狛江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例については,市税の徴収事務に従事する職員及び水道業務において,給水・配水管等の故障により予告なく緊急出動した職員に支給する特殊勤務手当を廃止するものです。  以上,よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 38: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市民部長。 39: ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 議案第22号,狛江市後期高齢者医療に関する条例につきまして,補足説明を申し上げます。  4月から後期高齢者医療制度がスタートいたしますが,この条例は東京都後期高齢者医療広域連合の事務のうち狛江市が行う事務を定めるもので,普通徴収に係る保険料の納期以外は都内62団体統一の条例であります。  広域連合と区市町村の役割分担ですが,広域連合で保険料の賦課,医療給付,資格管理,制度・財政運営などを行い,区市町村では保険料の納入通知・徴収,保険証の引き渡し,申請・届け出等の窓口受付,相談業務などを行います。  普通徴収に係る保険料の納期でありますが,狛江市では国民健康保険,介護保険と同じ8期といたしております。  続きまして議案第25号,狛江市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例につきまして,補足説明を申し上げます。  先ほど市長からも申し上げましたが,4月から国民健康保険税が現在の医療分と介護分の2本立てから後期高齢者支援金分を加えた3本立てとなるため,まず医療分について所得割・資産割・均等割・平等割の4方式のうち,所得割は税率を5.76%から4.26%に1.50%引き下げ,均等割を2万8,600円から1万5,100円に1万3,500円引き下げ,また限度額を53万円から47万円に6万円引き下げるものであります。  次に新設されます支援分でありますが,これは4月からスタートします75歳以上の方を対象としました後期高齢者医療制度の医療費のうち,4割相当額をゼロ歳から74歳までの現役世代が支援していくという制度で,この支援分については医療分で引き下げた所得割1.50%,均等割1万3,500円を支援分に振り分け,また限度額を12万円とするもので,国民健康保険税全体としては介護分は変更せず,医療分を支援分に振り分けることで税率等は変更せず,限度額を介護分を含め現在の62万円から68万円に6万円引き上げるもので,この引き上げによる影響額は約1,500万円であります。  このことによる国民健康保険税としてはほとんどの方が税額としては影響がなく,0.2割程度の高額所得の方が限度額の改正による影響が出るものであります。  法定軽減額につきましても,同様に現状の額を医療分から支援分に振り分けております。  以上で補足説明を終わります。 40: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は1議案ごとに受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 41: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に議案第15号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 42: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第15号の質疑を終結いたします。  次に議案第16号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 43: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第16号の質疑を終結いたします。  次に議案第17号の質疑を受けます。7番正木きよし議員。 44: ◯ 7 番(正木 きよし議員) これは昇給の時期を年4回から1回に改めるということだと思うんですが,これに伴いまして当然人件費増になるというふうに予測されるんですが,4回から1回にすることによって幾ら人件費が膨れ上がっていくのか,その額を教えていただきたいと思います。 45: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 総務部長。 46: ◯ 総務部長(本橋 昇君) 済みません,今手元に数字を持っておりません。ただ原則的には4回から1回に変更するわけでありますけれども,例えば現在の昇給月は4月,7月,10月,1月となるわけであります。4月の昇給月の者はそのまま4号俸上がれば同じということであります。これが7月の方は4月に引き上げますけれども,4分割しているうちの3つ分を引き上げる,4月に引き上げるということになります。10月の人は2号分,1月の人は1号分,ですから従来の4分割する前の1月の人は4分の1を4月に引き上げるということになりますので,それほど影響額はないというふうに認識しております。数字は持ち合わせておりません,申しわけございません。 47: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 48: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 私は幾ら人件費が増になるかを聞いているんです。そういう仕組みを聞いているわけではありません。 49: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 暫時休憩いたします。     午後 1時43分 休憩     午後 1時48分 開議 50: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。総務部長。 51: ◯ 総務部長(本橋 昇君) 大変申しわけございませんでした。  今影響額という数字の御質問を受けているわけでありますが,ちょっと資料が出ませんので,後ほど御報告させていただきたいと思います。本当に申しわけございません。 52: ◯ 議 長(高橋 清治議員) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) 53: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第17号の質疑を終結いたします。  次に議案第18号の質疑を受けます。7番正木きよし議員。 54: ◯ 7 番(正木 きよし議員) この条例は4月1日から6月30日というふうに時限立法になっているんですが,副市長,教育長は任期がまだあると思うんですが,市長の任期はたしか7月6日までが正式な任期だと思うんですが間違いありませんか,まずその確認をしたいと思います。 55: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 総務部長。 56: ◯ 総務部長(本橋 昇君) そのとおりであります。 57: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 58: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 本人に聞かないとすぐわからないんですか。  なぜ6月30日なのか。普通ですと選挙がありますから,選挙の当選,落選を含めて事前に6月15日,6月22日に市長選挙が行われるというふうになっているんですが,それをなぜ6月30日までにしたのか。普通ですと任期が7月6日までですから,当然7月6日まで日割り計算を含めて特例に関する条例の期限を設けるのが普通だと思うんですが,あえて6月30日にした根拠は何だったんでしょうか。 59: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市長。 60: ◯ 市 長(矢野 裕君) 月額単位ということで,7月は6日までですので6月までということで設定をしております。これは副市長それから教育長も同様の処置をしているところですけれども,そういうのも含めて7月分については,また新たな体制のもとで判断されることになるということで考えております。
     また,個人的には私自身は7月1日付の退職金について,2期目,3期目については減額の条例を提案させていただいております。そういう意味では,そこでまた別途の処置を6月の時点で判断することになろうかと思います。 61: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 62: ◯ 7 番(正木 きよし議員) そうしますとどっちにしても,選挙で当選するしないともかくとして退職手当がいただける形になると思うんですが,そのときは市長は18%減した報酬に基づいて計算するような措置を行うという形で今の答弁ですと解釈してよろしいんでしょうか,その確認だけちょっとさせていただきたいと思います。 63: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市長。 64: ◯ 市 長(矢野 裕君) 今,1期目から2期目のときにはそういう減額のパーセンテージをもとには考えておりません。他市と比較して,当時狛江市は大変高かったということから狛江市の財政力に見合う退職金額まで減額をしていくという判断ですので,提出するかどうかは6月議会で提案を検討するわけですけれども,従来の考えに沿ってまた検討はすることになろうかと思います。 65: ◯ 議 長(高橋 清治議員) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) 66: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第18号の質疑を終結いたします。  次に議案第19号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 67: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第19号の質疑を終結いたします。  次に議案第20号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 68: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第20号の質疑を終結いたします。  次に議案第21号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 69: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第21号の質疑を終結いたします。  次に議案第22号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 70: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第22号の質疑を終結いたします。  次に議案第23号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 71: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第23号の質疑を終結いたします。  次に議案第24号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 72: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第24号の質疑を終結いたします。  次に議案第25号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 73: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第25号の質疑を終結いたします。  次に議案第26号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 74: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第26号の質疑を終結いたします。  次に議案第27号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 75: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第27号の質疑を終結いたします。  次に議案第29号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 76: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で議案第29号の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております日程第13,議案第15号から日程第26,議案第29号までの14件は,お手元に配付してある議案付託事項表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 77: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 次に日程第27 議案第1号 平成19年度狛江市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 矢野裕君登壇〕 78: ◯ 市 長(矢野 裕君) 日程第27 議案第1号 平成19年度狛江市一般会計補正予算(第6号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億3,845万7,000円を増額し,一般会計の総額をそれぞれ217億7,128万3,000円とするものです。  主な内容としては,繰り上げ償還を行うための長期債償還元金のほか,医療給付費の増加に伴う老人保健医療特別会計への繰出金,また,国からの全額補助を充当して行う中国残留邦人生活支援システムを初めとする福祉関係システムの構築や改修に係る経費を計上しております。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 79: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は総括,歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 80: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に総括質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 81: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で総括質疑を終結いたします。  次に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 82: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。19番道下勇議員。 83: ◯ 19番(道下 勇議員) 本会議ですから1点確認をしておきたいと思います。  今回の公債費の長期債償還,これは私も一般質問で何度か取り上げてきたわけですが,今回約2億円,こういう返済額ですが,これによって従来の返済と比較して返済額がどれぐらい減額になるのか,いわゆる市民負担としてそれが還元されると思うんですが,これについて御答弁をお願いいたします。 84: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 企画財政部長。 85: ◯ 企画財政部長(松原 俊雄君) 今回の繰り上げ償還でありますけれども,平成20年度に行う元金償還,これが前倒しになったものでありまして,以前から平成20年度の公債費,この償還が大変厳しいというふうにお伝えを申し上げましたけども,それが前倒しでありますので平成20年度は約2億円,これが軽減するものであります。 86: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 19番道下議員。 87: ◯ 19番(道下 勇議員) 平成20年度のそういう減額ということでありますが,繰り上げ償還ということですね。そういう意味ではいわゆる市民負担がどのぐらい,従来返済しなければいけない額からどのくらい負担が軽減されるのか,この辺はどういうふうになっているんでしょうか。 88: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 企画財政部長。 89: ◯ 企画財政部長(松原 俊雄君) 平成19年度の繰り上げ償還を行う効果といたしまして,平成20年度本来なら支出すべき利子,これが1,090万8,000円であります。 90: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木きよし議員。 91: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 先ほど総括のところで聞こうと思ったんですけど過ぎちゃったんで,歳出の伏越改修事業委託のところで関連があるんで聞きたいと思うんですが,これは……。 92: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 暫時休憩いたします。     午後 1時58分 休憩     午後 1時59分 開議 93: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) 94: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第1号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 95: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よって議案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 96: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第27 議案第1号 平成19年度狛江市一般会計補正予算(第6号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 97: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 挙手全員と認めます。よって議案第1号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 98: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 次に日程第28 議案第4号 平成19年度狛江市老人保健医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 矢野裕君登壇〕 99: ◯ 市 長(矢野 裕君) 日程第28 議案第4号 平成19年度狛江市老人保健医療特別会計補正予算(第3号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億4,749万円を増額し,老人保健医療特別会計の総額をそれぞれ53億2,240万3,000円とするものです。  主な内容としては,当初の見込みより医療給付費に不足が生じたことに伴い,これを補てんするものです。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 100: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 101: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
     最初に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 102: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 103: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第4号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 104: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よって議案第4号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 105: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第28 議案第4号 平成19年度狛江市老人保健医療特別会計補正予算(第3号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 106: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 挙手全員と認めます。よって議案第4号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 107: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 次に日程第29 議案第5号 平成19年度狛江市公共下水道特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 矢野裕君登壇〕 108: ◯ 市 長(矢野 裕君) 日程第29 議案第5号 平成19年度狛江市公共下水道特別会計補正予算(第2号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億6,647万円を増額し,公共下水道特別会計の総額をそれぞれ25億2,238万3,000円とするものです。  主な内容としましては,管渠整備費について伏越改修事業に係る経費及び繰り上げ償還のための長期債償還元金の増額を行うものです。  また,借換債により繰り上げ償還をするため地方債の借り入れ限度額を5億4,940万円増額するほか,管渠整備費のうち伏越改修事業に関する1億1,078万2,000円を繰り越し明許費として繰り越すものです。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 109: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 110: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 111: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。7番正木きよし議員。 112: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 伏越改修事業関係についてお伺いしたいと思うんですが,市長の提案理由の中で繰り越し明許になっていると思うんですが,それらについての説明が単純過ぎてなされておりません。なぜ繰り越し明許になったのか,その辺のところについて詳細に説明をしていただかなければおかしいだろうというように思うわけであります。  と申しますのは,繰り越し明許することにより都の補助金がもらえなくなっております。その分はどこが補うのか,市がその分を補うような形になると思うんですが,その辺のところの考え方についても提案理由の中でなぜきちっと説明しないのかと思うんですが,その辺のところについてもあわせて説明をお願いいたします。 113: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 114: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 今回繰り越し明許をお願いしておりますのは,実はこの伏越改修工事でありますが,工法として沈埋工法というのを行っております。今まで和泉下幹線の下水道管につきましては2,300ミリメートルのボックスが普通だったところ,ここの世田谷通り2カ所分につきましては伏越というような形になっております。この伏越改修を行う工事が今回の工事内容でありますが,その伏越改修をするときに,実は従前にいわゆる推進管を導入するときに立抗を掘っております。この立抗というのは発進立抗と到達立抗がありますが,この発進立抗と到達立抗をつくる際に土どめ材,つまり山どめをするときの土どめにH鋼を使っておりました。このH鋼の本体施設というのは当然ながら仮設材として私どもわかっていたわけですが,仮設材の正確な位置,あるいは形状,深さ等の詳細が把握できませんでした。  したがって当初設計においては,H鋼等の残置仮設材が今回施工に及ぼす影響も把握できないことから撤去等の対策を見込むことができず,やむを得ず設計変更とそれから期限を延伸したことであります。  それから繰り越し明許に伴ういわゆる都補助金の減額というふうな話があります。これについては平成19年度,本来の予想額ですと工事費に見合う補助額をいただいているわけですが,繰り越し明許になったところで平成19年度執行ができないとなると,いわゆる都費,都補助はいただけないという形になっており,これは一般財源の中で充当するというふうな形になってくるということであります。 115: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 116: ◯ 7 番(正木 きよし議員) そういうことをなぜ提案理由の中できちんと説明しないんですか。本来繰り越し明許,工事の契約がどういう契約書になっているか。私はまだ契約書は見なかったんですけども,少なくとも昨年10月31日に契約しているわけでしょう。それが繰り越し明許になった理由はいろいろあろうかと思うんですが,しかも都の外郭団体の新都市公社に発注しているんでしょう。民間企業に発注しているわけじゃないわけですよ。それを何で市が全額……都の補助金が繰り越し明許することによってもらえなくなった,過去にもそういうことがありましたよね,電研の都市計画道路3・4・16号線だったかな,そのときもやはり議会にちゃんと説明しなかった。ごまかして,そのまま通そうとした。  今回も繰り越し明許することによって都の補助金がもらえなくなった,理由はどうあろうとですよ,そういうことをなぜ提案理由の中できちっと議会に説明をしないのかということです。隠ぺい体質そのものじゃないですか,きちっと正しくそういうのを議会に報告しないじゃないですか。一般財源から補てんする,よくも悪くもやっぱり議会に対して正しい判断をしていただくように,きちっとそういうものについては繰り越し明許することによって,国の補助金については平成20年度は引き続きそれをいただくようになっています。この事業は国・都・市でやっているわけでしょう。  繰り越し明許することによって都の補助金はもらえなくなったわけでしょう。なぜそういうことを提案理由の中で説明しないのか,きちんと説明してください。 117: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 118: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 今回の総括,歳入,歳出含めて先ほど市長が答弁したとおりでありますが,都費の額については125万という金額があって,その中の多分6万8,000円ぐらいが今年度使える額という形になってきて,最終的には掃除予算の中でこれは説明が入ってくるのかなというふうなところがありまして,私どものほうでは,この総括,歳入のところで先ほど市長が説明したように借りかえのところと,それから工事事業費のところの説明だけになるというふうな形で御理解いただきたいと思います。 119: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 120: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 理解なんかできませんよ,本来もらえるものがもらえなくなったんでしょう。そのことをきちんと議会に,提案理由の中で,本来ならば平成19年度で終わるんだけど,繰越明許しなくちゃならない理由をちゃんと述べる,それは議決をもらわなくてはだめだからね。  それに伴って国・都・市の合算でやっているんだから,当然繰り越し明許することによって国の補助金はそのまま平成20年度でも国は措置してくれます,東京都は措置していただけないんでもらえなくなったんで,一般財源からそれを補てんするようになりますということをなぜ言わないのかということなんです。  自分たちの都合の悪いことは言わない,隠していく。電研のところの都市計画道路3・4・16号線だったかな,そのときもさんざん問題になったじゃない,あれも120何万円だったと思うんだけど……330万円だったね,都の予算ね。そういう体質なんです,そのときもさんざん注意されたでしょう。  一言ちゃんとそういうように理由を言って,理由はいろいろあると思うんです。あのときとこのときはまた違うと私も思います。でもその発注の仕方だって本来問題がある,民間企業じゃないんだから。新都市公社というのは東京都の外郭団体なんだから,そこはプロの会社ですよ,普通の会社と違うんだから。どうして市がその119万円をかぶらなくちゃいけないの。  あのときも責任があっていろいろな形の中で工事会社に補てんしてもらいましたけど,全額市がかぶることなんて理由からいっておかしいです。そんなの相手だって百も承知じゃないの。東京都の外郭団体の公社ですよ。それが発注を受けていて,あなたは取ってつけたような理由をつけて,それで市もはいはいと聞いて,119万円余計に契約,契約の内容がどうなったか改めて契約書を精査しないといけないんだけど,どういう契約書になっているのか。  それに基づいて払うのが当然なのか当然でないのか。問題は期限内にできなかった理由が公で言うどうしてもしようがない理由に該当するのかしないのか,その辺のところをきちっと精査しなければいけないんだけれども,少なくとも提案理由の中で,再三再四言っているようにそういうことをきちんと報告する,そういうことが大切じゃないの。  あのときにさんざん議論になったでしょう。それをきちんと報告しないで取ってつけたようなもっともらしい理由ばっかりつけてなし,なしで通しちゃおう,こういうのを隠ぺい体質っていうんですよ。それが再三再四じゃない。なぜきちんと提案理由の中で説明しなかったのか,都の補助金がもらえなくなった理由を。明確な答弁をお願いいたします。 121: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 122: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 確かに質問者の御質問もわかるところがあります。今説明したとおりなんですが,今後提案理由のことを踏まえましてこの点については研究していきたいんですが,ただ総括,歳入,歳出,あるいは国庫支出金の歳入,あるいは繰越金額等々は書き方としてはこれしかないわけでして,ただ今回の都補助125万円,平成19年度,それが平成20年度に繰り越せないというところの文言は確かにありますので,今後配慮していきたいというふうに考えます。 123: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 124: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 今後じゃ許せないよ。再三再四直近でそういう問題が起きたでしょう,10年も20年も前のことじゃないよ。おくれた理由はいろいろあるよ。それだっていろいろ問題あるけど,不明線だとか警察の協議だとかH鋼がどうだとか取ってつけたような,問題はそうなってくると119万円できちっと説明してやっていけば通るものなんだよ。  あなたたちが隠そうとするからだよ。再三再四そういう体質があるよと,今の市長になってさんざんそういうことを指摘を受けているでしょう。私も隠ぺい体質があるって何回もしているよ。正しい情報だって市民に開示しない。例えば私よく言うでしょう,大本営と同じだというんだよ。自分たちの都合のいいように,しかも都合のいい形で発表する。全く同じことをやっているというようなことも過去に指摘しているじゃない。何でもらえなくなったものを正しくちゃんともらえなくなったと報告しないの,正しい情報を議会にもきちっと開示しないの,提案理由のときに。  審議するんだからそんなの当たり前ですよ。市が119万円も何でおくれた,おくれた原因もあなたたちも市が持っていいと思っているかもしれないけど,私どもはそれを受けて,これは市が119万円そのまま持つものか,少なくとも発注業者にそれなりの負担をさせるべきなのか,きちんとやっぱり精査しないと本来はいけないんです,そこが監視役としての議会の役割でしょう。  それで議員は常勤じゃないから,実務を行っていないから,実務をやったら議案を出していただいて,その議案について正しい情報をきちんと,よくても悪くてもあなたたちも議会にそれをちゃんと提供する義務があるんです。歪曲しちゃだめなんです。自分の都合のいいように報告しちゃだめなんです。  その上で議会は議案に対してどうしようかということを議員の皆さんがそれぞれの立場でお考えになって,可否をどうするかということで決めていくんだから。毎回毎回今後は気をつけますでは,その教訓が全然生きてないじゃない。不祥事の問題だってそうだし,すべてそうだよ。一時的にのど元過ぎれば熱さを忘れる,その教訓が生かされてない。生かされていれば,多少はいろいろなところはしようがないかなという部分もあるけど,こういう状況を最高責任者の市長としてどういうふうに思いますか。担当部長だけが今答弁をしていますけど,最高責任者は市長だから,こういう状況があって市長はどういうふうにお考えになっているのか,改めてコメントしていただきたいと思います。 125: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市長。 126: ◯ 市 長(矢野 裕君) 都の補助金の返還という事態になったことは申しわけなく思っております。そういう点では,今回H鋼等を事前には見定めることができなかったということで,工事の途中で期限内にできないということがわかった結果,繰り越し明許にせざるを得ないという点では理由としては御理解いただけるかと思うんですけれども,ただ結果として都の補助が返還になると,その点は申しわけなく思っております。  ただ隠ぺい体質という御指摘ですけども,前回もそういう議論になったのは私も記憶しておりますので,あらかじめ議案の説明等に伺うときには議会にも丁寧な説明をしていくようにということで,こうした経過についても説明はしてきているというふうに報告を伺っておりますので,決して隠してこのまま議決をいただくということではない,事前に情報を提供した上でここで説明をするというのは,提案理由には1つのパターンがあります。そういう意味では大きな総額の変化,それから大きな要因について述べるということで,今私が述べたような形での提案理由とさせていただいております。  ただ事前に皆様にも情報提供はさせていただいていたという点で,そういうところは配慮していたつもりですので,そこも御理解いただければと思いますので,よろしくお願いいたします。 127: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 128: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 事前に説明を受けるのと公できちんとしていくということは違うと思うんです。自分たちの余り触れられたくない,知られたくないというような気持ちもあるかもしれないけど,そういうことはきちんと説明をしていかないといけない。  それであと原因だって,事前説明の3つ聞いたけど,そんなものは理由にならないよ。さっきも言っているけど相手は都の外郭団体の公社だよ,民間企業と違う。だからそういうもろもろを含めて,少なくとも御判断していただいて議決をお願いしたいということで提出をしたときには,そういうことは正しく本会議で報告すべきです。そうすればこういう質問にならない。  今後はそういうふうにきちんと,あなたが幾らどんなふうに言おうともきちんと正式に報告しなければ,内々では報告したということにはならないと思います,特にこういう問題は。いいことも悪いこともきちんと早くしていくということが私は重要だと思うんで,市長は隠ぺい体質と言われると嫌かもしれないけど,そういうふうに言わざるを得ない。今申しわけないと言ったけど,本会議で申しわけないと言うような議案の提案説明をしていたんでは,質疑をしていたんではしようがないでしょう。そういうことのないようにきちっと今後は正しく議会,議員に対しても説明していくと,そういう指摘を受けないようにするということだけ誓っていただけますか,どうでしょうか。 129: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 130: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) そのように配慮していきたいと思います。  ただ当初の補正予算の御説明に関しては,当然ながら先ほど市長も申しておりましたが書式がありますので,その中でどうやって説明するのか,これは検討してみたいと思います。 131: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 7番正木議員。 132: ◯ 7 番(正木 きよし議員) 理屈はいいんだよ,そういうふうにしていくと言えば。そういうふうにしていきますでいいんだ,また言いわけをたらたら言わないで。今後そういうふうに指摘されないようにするのかしないのか,そこのところだけきちんとまた新たに答えてください,言いわけはいいから。 133: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 134: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) その案件ごとに違ってくると思いますが,今回のところを含めてそのような形でやっていきたいと思います。 135: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 19番道下勇議員。 136: ◯ 19番(道下 勇議員) 今の関連で市長から事前の議案説明で触れているというお話がありましたが,私たちも事前の説明を聞きましたけど,その段階でもこちらから確認しなければ市当局からの説明はなかったんです。繰り越し明許ということで前回も都市計画道路3・4・16号線,今の質疑の中で話ありましたけど,東京都からの補助金が来ないけど今回もどうなんだという,こっちから聞かないと出てこない。そういう意味では隠ぺい体質という指摘がありましたけど,事前の説明をしているからということだけで済まされないということは指摘しておきたいと思います。  もう1つ,今もお話がありましたけど立抗がいろいろと入っていると,H鋼が不明でわからなかったと,狛江市は多摩地区でも相当早い時期に下水道を100%完備,狭い地域ですから上位3市ぐらいになったわけです。これからいよいよ伏越改修もいろいろあろうかと思います。  もう1つは維持・管理で,またいろいろな工事の場面が出てくると思うんです。そうしたときに,当時の図面がきちっと残っていないのか残していないのか。今もお話がありましたけど今回受託したのは言ってみればプロ集団です。そういう人たちが見てわからないような状況になっているのかどうなのか。市は委託してある程度したけど,受託されているほうはほとんど,恐らく東京都の下水道関係を担当したプロが入っているわけですから,そういったところでもわからなかったのか。  私は素人ですから,その辺が非常に疑問に思っているんですが,その点について御説明をお願いいたします。 137: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 138: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) この和泉下幹線伏越改修というところで,最初に和泉下幹線伏越をしたのは昭和49年ごろだと。そのときには当然ながら設計図書,竣工図があります。ただ,その竣工図等の中に土どめの仮設材として設置されたものについては,正確な位置とか形状,深さなどが把握できなかった。今回試掘は平成18年度から平成19年度にかかっているんですがやったときには,確かにそれは試掘してわかっているところもあるんですが,ではどこに入っているんだとかそういうのがわからなかったということで,例えば今御指摘のそのときの竣工図等がしっかりしていればわかるんじゃないか,確かにそのように思うわけですが,なかなか仮設工のものについては竣工図の中に取り入れられないというところがありますので,古い年度ですからそんな形になっています。  今は当然ながらそういう工事についてもあらかたわかるところになっていますので,今後そのような改善策で,いわゆる埋設管がどのようになっているかというのはわかってくるというふうに考えております。 139: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 19番道下議員。 140: ◯ 19番(道下 勇議員) 確認ですけども,これからの工事では不明だとかそういうことはあり得ないと。事前に工事委託する場合には,現場の状況は全部把握できた上で委託できるということでしょうか。 141: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 142: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) 基本的には下水道管は開削工事といいまして表面から掘っていって下水道管を入れると。そのときに土どめ材としてH鋼とかあるいはトレンチとか,いわゆる普通の木材でもいいわけですがそういうものを入れている。それは撤去してありますのでそういうことはないと,ただし伏越改修みたいに深く掘る,こういうときにはH鋼なりライナープレートと言いまして丸の管を入れる,それらについてはまだどこかの箇所で点在しているのかもしれません。それについては完全な把握はできておりません。 143: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 19番道下議員。 144: ◯ 19番(道下 勇議員) ということは再発防止について,どのように市の方針として,今回のことを反省材料にして対応していくのか。例えば4月当初予算執行を1カ月も早く,いろいろ準備段階もあるでしょうけども,今回みたいに遅くなって秋口に発注するんじゃなくて,なるべく早い段階でいろいろなことが起こっても年度内に完了すると。いわゆる明許繰り越しになれば,当然これからも下水道工事事業,都の補助金だとか補助金事業の対象になれば,こういうことが2度,3度起きないとも限らないわけです。  そういった点では今回の件を大いに反省材料にして再発防止,これについてはどのように考えているんでしょうか。 145: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 146: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) この再発防止策ということですと,例えば試験掘り,試掘といいますか,この試掘をもう少し深くまでするか,そうするとH鋼が出てくるというふうな形もあります。そこで当然ながら試掘で深く掘れば費用がかかってくるわけですが,そこら辺も含めて改めて検討してまいりたい。すなわち先ほど言われた明許繰越などになりますと都補助がつかなくなるというふうな話もありますので,そこも含めて内部で検討してまいりたいと,かように考えます。 147: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 19番道下議員。 148: ◯ 19番(道下 勇議員) ぜひとも再発防止をしっかりと体制を組んでいただきたいと思います。もう1点,最後に先ほどの一般会計でもお聞きしましたけど今回も公債費,今度は借りかえということで対応するということですけど,約1,100万円負担を軽減するということですが,今回この下水道関係はどのくらいに見積もられるんでしょうか。 149: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 建設環境部長。 150: ◯ 建設環境部長(渡辺 洋君) これは効果額としては,今度の借りかえで7%以上のものについて借りかえを行うわけですが,約5,600万円ほどの効果額があるというふうに考えております。 151: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 19番道下議員。
    152: ◯ 19番(道下 勇議員) 5,600万円,相当今回効果が大きいと。これはかなり前に借りた利率の高いということもあるんだと思いますが,市民負担としては非常に軽減されたということを確認しておきたいと思います。 153: ◯ 議 長(高橋 清治議員) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) 154: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第5号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 155: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よって議案第5号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 156: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第29 議案第5号 平成19年度狛江市公共下水道特別会計補正予算(第2号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 157: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 挙手多数と認めます。よって議案第5号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 158: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 次に日程第30 議案第28号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 矢野裕君登壇〕 159: ◯ 市 長(矢野 裕君) 日程第30 議案第28号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約について,提案理由を申し上げます。  今回の改正は,低所得者に対する保険料の軽減策として,各区市町村の一般財源から分賦金を支弁することになったことに伴い改正するものです。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 160: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 提案理由の説明が終わりましたので,これより質疑を受けます。22番鈴木えつお議員。 161: ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 低所得者の保険料の軽減の経費を市区町村の一般財源から出していくということであります。これにより保険料の負担軽減がどういうふうにされるのか,それから負担軽減に当たって国や都の財政支援はあるのか,まずお伺いいたします。 162: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市民部長。 163: ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 今回の負担軽減でありますが,初めに国や都の財政支援につきましてはありません。各市区町村の一般財源から分担するということであります。具体的にどの程度負担軽減になるかということでありますが,これは二本立てでありまして,特別対策としまして今回広域連合の保険料の積算に当たりまして財政安定化基金,それから審査支払い手数料,収納率の上乗せ分,この3本につきまして一般財源を投入するのが第1段でありまして,こちらは約2年間で100億円程度投入するわけであります。それによります保険料の軽減としましては,平均保険料としては8,100円の効果が生まれると。  それからあと低所得者に対する負担軽減ということで第2段階でありますが,こちらは一般財源ベースで7億円程度負担をするわけでありますが,これによります保険料の軽減額は700円程度,このようになっております。 164: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 22番鈴木議員。 165: ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 特別対策と低所得者向けの軽減施策が合わされたものだということだと思います。国・都の財政支援はないということで,その点は残念ですけども,加入者にとりましては負担軽減になるということで評価できるというふうに思います。  次ですけれども,12月議会の段階では,加入者の保険料負担は7割の方が現在の国民健康保険より重くなるというような答弁でしたけれども,今回の軽減措置をあわせて考えた場合にその辺の状況はどうなるのかお伺いいたします。 166: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市民部長。 167: ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 今回,追加で年金収入ですと208万円までの所得割額に対して7億円の一般財源投入ということでありますので,全体的には均等割の7割・5割の軽減に加えて均等割の2割軽減の一部の方が減額になるだろうと,このように考えていますので,70%,30%の比率はそれほど大きくは変わらないんではないかと,二,三%対象者がふえるんじゃないかと,このように考えております。 168: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 22番鈴木議員。 169: ◯ 22番(鈴木 えつお議員) それで次に今後のスケジュールなんですけれども,当面この保険料でスタートという形になるわけですが,加入者への保険料請求の通知の時期,それから最初の天引きといいますか,年金から引かれる時期というのはいつごろになるんでしょうか。 170: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市民部長。 171: ◯ 市民部長(岡崎 幸君) まず年金から徴収をいたします特別徴収につきましては,4月から徴収をさせていただきます。具体的には4月,6月,8月の3回につきましては仮算定ということで仮に徴収をさせていただき,10月から以降は本算定であります。  それから普通徴収につきましては6月に算定が上がりますので,7月から8回にわたって徴収をさせていただくと,このような形になります。 172: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 22番鈴木議員。 173: ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 保険料請求の通知というのはいつごろ届くんでしょうか。 174: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市民部長。 175: ◯ 市民部長(岡崎 幸君) 特別徴収につきましては4月に到着すると思われます。それから,普通徴収につきましては6月の算定ですので7月初旬には到着すると,このように考えております。 176: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 22番鈴木議員。 177: ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 最後に市長に伺います。  昨年来市長会で保険料負担の軽減など制度改善という形で取り組んできたと思うんですけれども,これまでの取り組みをどのように総括をされているのか。また,当面この内容でスタートするわけなんですけれども,今後の対応についてどのように考えているのかお伺いいたします。 178: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 市長。 179: ◯ 市 長(矢野 裕君) 後期高齢者医療制度については国民健康保険会計の負担軽減につながっていくのではないか,そうした期待が市長会の中でもありました。しかし昨年来制度設計が見えてくると,医療サービスの水準や健康診査等の内容を大幅に後退させ,また加入者の負担が国民健康保険と比べて激増するなど,75歳以上の高齢者から医療を遠ざけていくのではないかと,そうした懸念を現在では感じているところです。  当初市長会への都広域連合からの制度説明では,国が都の所得水準が高いことを理由に普通調整交付金が大幅に減額をされ,このままでは1人当たり平均15万5,000円の保険料になりかねないということでした。狛江市の国民健康保険税は1人当たり平均8万円以下ですから,約2倍になるわけです。  私自身は,これでは市民にそのまま説明はできない,市長会として国や都のさらなる支援を求めるべきだということを役員会並びに全体会でも発言いたしました。多くの市長も相次ぎ同様の発言をしていただき,市長会としてその行動をとることとなりました。  この場に広域連合の代表もいらっしゃったわけですけども,広域連合もこれを受けて神奈川県などと連名で国に支援要請を行い,市長会でも独自に舛添厚生労働大臣,あるいは石原都知事に直接支援を求めました。  東京都は制度立ち上げに対し初年度23億円,それから保健事業実施に対しては従来の基本健康診査で支出をしていた補助相当分7億円の支援ということで,低所得者対策には財政支援をしないとの結論でした。  国においては大臣には十分検討すると発言をいただいたわけですけれども,残念ながら結果としてはゼロ回答で終わっております。こうした中,市区町村では次の制度改定までの2年間,約100億円の財政支出をして低所得者対策等をとることとし,その結果東京では後期高齢者のうち約三十二,三%の方々は現行国民健康保険より負担が軽くなり,また平均的な厚生年金受給者である年収201万円までの階層は当初案より減額となって,全国の都道府県の中で比べますと最も安い保険料ともなっております。  以上申し上げたとおり,国や都にはもっと国民,都民の健康に対する責任を果たしていただきたいと,そうした不満は大いに残るところですけれども,東京都市長会を中心とした各自治体の努力によって一定の負担軽減が実現したことについては,大いに評価をいただけるものというふうに思っております。  ただ2年後の改定を考えたときに,冒頭述べた高い負担や医療サービスの後退に関して,改善に向けた運動が現在から引き続き求められているというふうに考えます。したがって後期高齢者の命と健康,暮らしを守るためには,後期高齢者医療制度の抜本的な改善が必要という視点で,今後東京都市長会でも議論を交わしながら努力をしていくという所存であります。 180: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 22番鈴木議員。 181: ◯ 22番(鈴木 えつお議員) 今お話がありましたように今回の制度につきましては保険料負担が重くなる,あるいは75歳以上の診療報酬が制限されて,十分な医療が受けられなくなるんではないかとさまざまな批判が出ております。私ども,今市議団で市政アンケートをやっておりますけれども,この中にも高齢者の医療費負担の重さ,こういうものについてのいろいろな声が出されております。  府中市で行った説明会には,14カ所で2,600人が集まったということも聞いております。狛江市でも27日から説明会が開かれるというふうに聞いておりますけれども,ぜひこういうところで出される市民の意見をしっかりと受けとめていただきまして,今後も制度改善の要望など国に上げていっていただきたいと,このことを求めまして質問を終わります。 182: ◯ 議 長(高橋 清治議員) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) 183: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第28号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 184: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よって議案第28号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 185: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第30 議案第28号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約,本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 186: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 挙手全員と認めます。よって議案第28号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ― ─────────── 187: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  議事の都合により,明27日から3月3日までの6日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 188: ◯ 議 長(高橋 清治議員) 御異議なしと認めます。よって明27日から3月3日までの6日間休会することに決しました。  なお,次回の本会議は3月4日午前9時から開きますので,定刻御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。     午後 2時44分 散会 発言が指定されていません。 © Komae City. 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